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「 あの熱愛ってホントなの? 」
ある番組のスタッフさんに聞かれた。
今まで報道が出てから多くの番組に出させてもらってきたけど、こんなにストレートに聞かれたのは初めてだった。
『 … 』
向井 「 歩ー! 」
「 あ、違う王子様が来たみたいだね 」
『 …すみません 』
この人は、少し…怖い人だなと思った。
関わらない方がいいと思った。
向井 「 大丈夫か? 」
『 …はい、 』
『 ごめんなさい 』
タメ語で話せなくなっていた。
怖かった。タメ語で話したら馴れ馴れしいって怒られそうで。
向井 「 …うん、 」
向井 「 テレビ、頑張ろうな、 」
『 …はい、 』
気まづかった。あれだけ好きだった空間が、苦手になった。
『 やっぱ、辞めよう、 』
無事収録は終わった。
仲のいい兄妹も終わった。
『 …お疲れ様でした 』
楽屋で挨拶をしても聞こえていない。
「 あれもう上がり? 」
『 あ、… 』
「 おじさんと一緒に来てよ 」
『 いや、ちょっと、 』
「 なに? 」
「 テレビどうなってもいいの? 」
「 SnowMan、炎上しちゃうよ? 」
私のせいで炎上してるのに、これ以上迷惑は掛けたくなかった。
『 …… 』
「 同意ってことでいいかな? 」
やだ、嫌だ、
『 ちょっ、と、 』
『 トイレに行ってもいいですか、? 』
「 あぁ〜 」
「 いいよいいよ 」
「 準備もあるもんねっ 」
気持ち悪い。気持ち悪い。気持ち悪い。
頭の中はそれだけだった。
「 お願い… 」
「 お兄ちゃん…、っ、 」
(LINE)
📱 『 お兄ちゃん助けて 』
📱 「 何? 」
📱 『 __さんに 』
「 歩ちゃーん? 」
「 何してるの〜? 」
『 ぇ、 』
ここって女子トイレだよね、?
何で…、?
「 はーやーくっ!! 」
『 はい… 』
スマホから通知音が鳴った。
だけど開くことも出来なかった。
恐怖で頭が真っ白になった。
もう、無理なんだって。
何故か、これからに諦めがついた。
『 …… 』
「 ふふっ、 」
「 楽しみだね〜 」
吐き気だけが収まらなかった。
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