ルルーシュ「ス、スザァァァァァァァァァク!!!」
大きな低めの声が起きたばかりの頭に響く、その声は少し枯れていて今朝のことを思い出させる少し無理をさせたかもと反省する。
すると、その声の主がドタドタと大きな音を鳴らしながら近づいてくる
普段は凛としてる美しい男性だけど動揺したりするとすぐに慌ててしまう。
でも、そこが可愛いんだ。
ルルーシュ「スザク!!これは一体どういうッ……っ!?」
ルルーシュの怒っていた顔がみるみる真っ赤に染まっていく
そりゃそうだ僕は今起きたばかりで何も身につけていないんだから。
スザク「えっと……おはよう?」
とりあえず挨拶をしてみたけどルルーシュはまだ固まっている
そういえば昨日は僕も我慢出来なくて何度もしてしまった、ルルーシュは大丈夫かな?
なんて考えていると
ルルーシュ「な、なっ…お、お前!!何でッ…!!」
うーん…何でって言われてもな…あの後すぐに寝てしまったからそのままなんだし…
ルルーシュもルルーシュで昨日僕の身体なんて何度も見てるだろうに、
初々しい反応をするものだから思わず笑ってしまいそうになる。
スザク(かわいいなぁ…)
僕がそんなことを考えている間にようやく硬直状態から抜け出したルルーシュは
ルルーシュ「とッ、とにかく服を着ろ!!!」
と、言う。
スザク「わかったよ」
と微笑み返せばルルーシュはプイッとそっぽ向いてしまう。
でも、どんな顔してるかはなんとなくわかるんだ。
きっとりんごのように真っ赤な顔をしてるのだろう。僕は少し意地悪したくなった。
気づかれないようにルルーシュに近づく、何をするかって?もちろん悪戯をするために。
スザク「…ねぇ、ルルーシュ」
耳元で囁けばビクッとルルーシュの肩が跳ね上がる
スザク「僕のこと…見てくれないの?」
ルルーシュがとても耳が弱いことは知ってる、だから耳元でわざと吐息がかかるように囁く
ルルーシュ「……イ…」
か細いが聴こえたが聞き取れなかったためもう少し大きな声で言って欲しいと催促する
ルルーシュ「…イ………く……イっひゃ……う…」
すると今度ははっきりと聞こえた。
それを聴いて僕は少し笑みが深くなる、ルルーシュの声が余計に加虐心をくすぐる
スザク「…ルルーシュは耳で囁かれて感じちゃうの?変態だね」
クスっと笑いながらそう言うとルルーシュの顔はさらに真っ赤になる。
まるで熟れた林檎のようだ。あぁもう本当にかわいい。
そんな顔しないで、もっといじめたくなっちゃうじゃないか。
僕はもう一度口を開く。
スザク「…どうして欲しい?」
そう尋ねればルルーシュはどんどん余裕のない顔に変わっていった。
まだ朝なのになんだか楽しくなってきてしまった。
ルルーシュ「…もっと…して…」
蚊の鳴くような小さな声は僕を煽るには十分だった。
皆さん、お久しぶりです。れもんです。
初のスザルルに挑戦してみました。どうでしたかね?
コードギアス本当に面白い…ルルーシュかわいい、スザクかわかっこいい…とひたすら萌えております。
ここまで読んでくださりありがとうございました。ではまた次のお話でお会いしましょう
コメント
3件
良い
ルルーシュが可愛すぎる!!
君とは…仲が合うようだ…()