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(はぁ…)
(今回も終わりだな。なんであんなこと言っちゃったんだろう)
(熱くなりすぎちゃった…)
それもきっとつまんない映画をみたせいだ。
(…最原くんは誰かにあの映画をすすめられたのかな。)
次は面白い映画教えてあげようかな。
でも次は最初からきらわれてるかもしれないな。
訳のわかんないこと言って迷惑かけちゃったけど
オレはちょっと…スッキリしたなぁ
(ねむい…)
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
ぱち
「んー…」
(みず…) そう思いドアへ向かう。
部屋の外は静か、時計を見るともう夜中をさしている。
(そんなに寝ちゃったのか。)
(夜、みんなでオレの話したのかなぁ)
(殺す殺されるってより、気まづくなるのがめんどいなぁ)
(逆に、誰か早く殺しに来てくれたらいいのに)
ガチャ
「…!?」
そこには最原くんが座っていた。
「びっくした!!」
「あ 王馬くん!」
「ずっとここにいたの…?」
「一応呼んだけど…返事無かったから」
「ばか!…てか、廊下でずっと待ってたりきたら風邪ひくよ!」
「ねぇ、王馬くん」
すっ、と急に。君は立ち上がる
「…な、なに?」
「僕、あれからずっと君の言葉の意味を考えてた。」
「『次の君はわからない』って、
まさかと思う答えにたどりついた。」
…ああ
「ねぇ もしかしたらすごく無神経なしつもんかもしれないけど、」
ああ
「僕が忘れるのは何回目?」
「…」
「6回目だよ」
「ろっかいめ…」
そういうと君は腕をオレの周りにおおって
がばっとオレを抱きしめた。
「1人で辛い思いさせた」
「気づけなくてごめんな。」
「は、なにこれ恥っず」
「オレ別に…」
「頑張ったね」
「……」
「遅いよばか…」
「うん」
「ポンコツ」
「うん」
「鈍感」
「うん」
「オレの味方になって」
「うん。」
「約束する。君をもう1人にはしないよ。」
この時オレは、君のそんな嘘を縋りつくように信じたんだ