テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
深夜に更新⋯
私は何をしているんだ?
いや、私が起きてるからまだ深夜じゃないのか???
就活を初めて早1ヶ月が経った頃
ウ”ーッ
携帯が鳴った
美玖「はい、もしもし」
「もしもし。俺なんだけど」
美玖「もしかして⋯絵心叔父さん?」
絵心「そー。で、なんだけど。会社解雇されたって本当?」
美玖「本当だよ。ちょっと揉めちゃって」
絵心「よかったらだけど、俺のプロジェクトに来ない?給料はちゃんと出すよ」
美玖「⋯それ以上のメリットはないよね、その提案。」
絵心「⋯お前が研究したがってた、『オーラの循環により肉体強化』。あれは、今のルールじゃ禁止されてない。体外からの供給でなければな。まだ熟しきっているとは言えないが、トップアスリートの卵でそれをできる。どうだ?」
美玖「⋯お願いします、絵心叔父さん。」
絵心「決まりだな」「明日までに、会社の位置と行き方、持ち物をまとめて送らせる。準備ができたらいつでも来い。ついたら連絡してくれ。出迎える」
美玖「分かった。⋯ありがとう!」
絵心「バリバリ働いてもらうぞ」
翌朝、メールボックスを確認すると、約束通りリストが送られていた
美玖(⋯にしても、持っていくものが多い。泊まり込みって書いてあるけど⋯あ、アメニティはある程度揃ってるんだ。 ⋯一応抑制剤を持って言っとこっかな。あとは動きやすいスニーカーね)
久しく使っていなかったキャリーケースを引っ張り出して、荷物をコンパクトにまとめながら入れていく
美玖「⋯一旦お昼かな」
結局、パッキングだけで丸1日を使った
準備が終わったので、出発する
掃除機もかけて洗濯物もすべて回した。暫く留守にしても大丈夫なはずである。
窓の施錠もしっかりと確認して
美玖「いってきます」
絵心叔父さんから送られた通りの道順で行くが、どうも森へ入っていく
毎日数本しか無いバスに乗って、そこからまた少し歩いて⋯
ようやく到着
美玖(流石に、これを毎日往復はきつすぎる⋯)
絵心「良く来たな、美玖」
美玖「あ、うん。久しぶり、叔父さん」
絵心「メールは読んだか?」
美玖「一通りはね。でも、叔父さんがやっていることについてなんも書かれてなかったよ?」
絵心「あぁ、あそこには載せてない。」「まず、このデカい建物の中が俺の仕事場所だ。お前もここで生活してもらう。有給は一部の期間にしか取得できない」
美玖「大分ブラックよりじゃん⋯」
絵心「その代わり、俺の手によって選抜された高校生300人が、世界一のストライカーになるためにお前の理論を欲しがる」
美玖「⋯やってやろうじゃん」
杏里「ここからは私が案内しますね」
美玖「お願いします」
杏里「絵心さんは先程300人と言っていましたが、現在は大分減ってきています。たった今も、セレクションが行われているんです」
美玖「世界一のストライカーになるために?」
杏里「はい。」
美玖「⋯食堂?やけに広いね」
杏里「選手たちの共有スペースです。使っていただいて構いませんよ」
美玖「はーい」
杏里「美玖さんの部屋はこちらになります。好きに使ってください」
美玖「おー、広いね」
杏里「フロアマップを渡しておきますね。迷う人が多いので⋯」
美玖「お、ありがとう」
杏里「あなたに働いてもらうのは明後日からの予定なので、今はしっかり休んでください」
275
5,664
#ブルーロック
nagi.
15,845
美玖「了解!」
美玖(部屋にトイレとかバスルームまでついてる⋯ 下手な学生寮よりもいい設備してるんじゃないかな?)
(⋯世界一のストライカー、か。)
(何かのために必死で頑張って、必死で食らいついている人。その力になれるなら⋯)
「⋯違うなぁ。⋯私のやりたかったことが、ここでできるなら」
(絶対に、やりきってみせる⋯!)
こんなものも読んでくださったみなさんありがとうございます
次回も続くのかな⋯
コメント
3件
第2話、読み終わりました!いきなり叔父さんから「オーラの循環」の話が出てきて、「あ、これが本筋か」とワクワクしましたね。しかも高校生300人をストライカーに育てるプロジェクト――何かのスポーツものかな? それともファンタジー寄り? その辺の匂わせが絶妙で、続きが気になって仕方ないです。杏里さんの案内や設備の描写も世界観に没入させてくれます。次回、楽しみにしてます!