テラーノベル
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前回の続きです
遅くなってしまい すみませんでした
覚えてない方は もう一度読み直してくださると思い出せるかと👍🏻
短めです😭キリのよいところで切ることを優先しました😭スミマセン
⚠️ rslprs 地雷さん🔙
⚠️ 前回の続きです まだ見てない方はそちらから閲覧されることをオススメします🙏🏻
「俺のこと好きになった?」
ロゼは冗談みたいに、でも優しい声で言った。
目は真っ直ぐ俺を捉えていた。
_心臓が、ちぎれそう。
その言葉に対して俺は図星という他ない。
顔に熱が集まる感覚がする。
彼が優しく細めた目から俺は逸らすことができなかった。
「……っ」
言葉が出ない。
黙る俺に彼は痺れをきらしたのか口を開く。
「……ねぇ、らぴちゃん」
「……図星?」
少し首を傾げる仕草に、かわいいと思ってしまった俺はもう手遅れらしい。
店の照明が俺の左手の薬指のリングに反射して、きらっと光る。
「らぴちゃん」
ロゼが俺を呼ぶ声は、いつも優しい。
その優しさが、余計に俺を苦しめる。
今日こうして2人で話していた時間も、
隣に並んで近かった距離も、
もしかしたら、
全部意味があるんじゃないかって思って。
君に
期待して。
「……好き、や」
「……ロゼのこと、好き」
期待して、気づけば言ってしまった。
顔なんか見れなかった。下を向いて顔を真っ赤にしてダサい告白をした。
ロゼは何も言わず、 俺の手を握ったまま止まっていた。
「……ぁ、はは」
俺は耐えきれなくなって笑う。
自分がどんな顔しているのか分かりたくない。
「なんやろな、ほんま。 最悪やわ」
「………っロゼが、悪いねん。」
そんなわけない。
「あんな距離近くて、優しくて、期待するやろ普通……」
八つ当たりして、声もどんどん小さくなる。
ああ、俺、ダサいなって。
「彼氏とか言うし、 薬指にリングつけるし、
あんなこと言われたら……。」
その時、ロゼは俺の手をそっと離して
「……そっか」
そう小さく笑う。
ワントーン低い声を聞いてゆっくり顔を上げる。
笑い方はさっきまでと違って、
困っていて、 苦しそうな顔。
俺、ロゼにこんな顔してほしかったんだっけ?
「…ごめん、らぴちゃん」
「俺、らぴちゃんの気持ちには応えられない」
「俺、そういうつもりじゃなくって、」
「らぴちゃんといるの楽しいし、 一緒にいると落ち着くし、 距離近いのも、信頼してるからで……」
ロゼは何か言いたそうに口を開いて、
でも閉じた。
「……ごめんね、らぴちゃんッ、」
こんな顔をさせてしまったのは
紛れもなく、俺だ。
_間違えたんだ、俺。
そこからはあまり覚えていない。
けれど、ロゼの顔を見ることはなかった。
君の顔をみたら、きっと泣いてしまったから。
「……好き、や」
あまりに顔を真っ赤にして言うもんだから
茶化すとか、そういう雰囲気じゃなかった。
友達として?とか誤魔化せる程度の緊張感じゃなかった。
「……ロゼのこと、好き」
普通に嬉しかった。
少しびっくりしたけれど、
目の前で顔を真っ赤にする らぴちゃんを見て
かわいいって思った。
ああ、そっか。俺のこと好きなんだなって、思えた。
でもその次に浮かんだのは
グループのことだった。
もし付き合ったら?
グループは?
活動は?
公式ペアは?
心音は?らいとは?メルちゃんは?みかちゃんは?
…らぴちゃんは?
自分は仕事脳なのだろうか。心配性なのだろうか。
今の心地良い関係と大事なグループを失うのが怖かった。
だから即答できずに黙ってしまった。
沈黙をらぴちゃんは笑って誤魔化そうとした。
「……ぁ、はは」
「なんやろな、ほんま。 最悪やわ」
ねえ、らぴちゃん。
そんな顔、しないでよ。
「………っロゼが、悪いねん。」
「あんな距離近くて、優しくて、期待するやろ普通……」
期待させちゃってごめん、なんて言ったら傷ついてしまう。
「彼氏とか言うし、」
「薬指にリングつけるし、
あんなこと言われたら……」
俺、らぴちゃんの隣歩くの好きだよ
俺、一緒に買い物行くの楽しいよ
思いつくのは
そんな脳天気な言葉ばかりだった。
本心なのに、君が想っている気持ちとは違う。
もっと期待させてしまいそうで
言えるわけがなかった。
「……」
実は分かっていた。
自分の距離感がバグってることも
期待させるようなことをしてることも
_らぴちゃんの目が今日ずっと自分を追ってたことも。
気づいてた。
気づいてて、
気づかないふりをしていた。
だって、心地よかったから。
らぴちゃんが隣にいてくれるのが。
自分を見て笑ってくれるのが。
だから。
だからこそ。
「……ごめん。らぴちゃん」
_応えたら、戻れなくなってしまうよね。
「俺、らぴちゃんの気持ちには応えられない」
あーあ。こんな顔させたくなかったなあ。
「俺、そういうつもりじゃなくって、」
俺が、傷つけてしまった。
「らぴちゃんといるの楽しいし、 一緒にいると落ち着くし、 距離近いのも、信頼してるからで……」
自分が期待させて、
自分で突き放した。
最低だ。
「……そ、っか」
目の前のらぴちゃんは笑おうとしていた。
でも、いつものみたいには笑えていなかった。
空気を壊さないように、
相手を困らせないようにする笑い方。
その笑顔が痛い。
「はは、だよなぁ」
そんなふうに笑わないで。
俺が好きなのは
歯をみせて小さい子みたいにニカって笑う
らぴちゃんなのに。
「……ごめんね、らぴちゃんッ、」
こんな顔させているのは
俺のせいだって思うと、もっと苦しかった。
「謝んな」
らぴちゃんの声は掠れて今にも消えそうだった。
「俺が勝手に好きになっただけやし」
違う。違うよ、らぴちゃん。
嫌だよ。
今日から俺のこと嫌いになっちゃうの?
こんな振り方して、
“嫌いにならないで” なんて
自分勝手すぎて言えない。
「……帰るわ」
らぴすがそう言った瞬間、
反射で呼び止めたくて名前を呼ぶ。
待って。
「らぴちゃん」
でも、 らぴちゃんは振り向いてくれない。
ふと視線を落とす。
左手の薬指には_
「リング」
「あ……」
らぴちゃんは慌てて外そうとする。
でも指が震えていて、うまく取れないらしい。
「っ、はは……ダサ……」
そんな自嘲しているみたいな顔を見ていられなくて 無意識にらぴちゃんの左手を取った。
「っ……」
体がピクリと跳ねて
少し赤くなって目を逸らすらぴちゃん。
もう一生、さっきみたいに俺の手には触れてくれないのかな。
「……外すね」
震える指で、
リングを外す。
らぴちゃんの手が熱い。
リングがとれる。
その熱が、
離れる瞬間に消えていく。
やだ。
離したくない。
…自分で振ったくせに。
俺はリングを店員に返す。
らぴちゃんはクルッと俺に背を向けた。
その背中を見た瞬間、
追いかけたいと思った。
でも、追いかけて、なんて言うの。
“付き合えないけど、隣にはいて”?
…そんなの、 あまりにもずるい。
らぴちゃんが店のドアが開ける。
冷たい風が入ってくる。
「………っ」
からんっ。閉まるドアについている鈴の音。
振ったのは自分なのに、
なんでこんなに苦しいのだろうか。
_間違えたんだ、俺。
「……っ」
ねえ、らぴちゃん。
俺、ちゃんと嬉しかったよ。
柚月
6,739
#ロゼ受け
立 華 。
152
#💫❤️
推し尊すぎ
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1,907
コメント
11件
先がめっちゃ気になる
天才です😭本当に大好きです lprslpってすごくすれ違いそうですよね🥹すごい解釈一致です😭😭お互いが自分のこと最低だ。って思うのがすごい、もう😭先がめっちゃ気になります😭😭