月華side
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
『はぁ、もうなんなの……』
合歓「月華さんは、何か中王区と繋がりがあるんですか?」
『いやいやいや!そんな深い関わりなんて、もってのほかです……!! 』
合歓「そう…ですか」
コンコン
?「入りますよ」
『あっ、貴方は…?』
「こんにちは月華さん」
乙統女「私は東方天乙統女と申します」
『総理、ですよね?』
乙統女「はい、その通りです」
乙統女「月華さんは、何故ここに連れてこられたか、ご存知ですか?」
連れてこられた理由……?
『い、いえ、存じ上げません』
乙統女「月華さんは昔、父親から性的暴力を受けていましたね」
『!? なっなんで知ってるんですか!?』
乙統女「貴方の家族は実に有名な方々でしたのでね」
乙統女「有名企業の母親に、DJの父親」
乙統女「母親が早くに亡くなり、精神的にキツくなった父親が自ら実の娘に危害を加えた…苦労しましたね、 」
『………』
乙統女「もうそんな男共がいる生活から抜け出せますよ。」
『そ、そんな事、思ってない…!』
乙統女「…月華さんは優しいのですね」
乙統女「合歓さん、月華さんをあの部屋に、」
合歓「御意」
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
コツコツ
コツコツ
『…あの、合歓さん』
合歓「どうしました?」
『これから私、どうなるんですか…?』
合歓「言の葉党員になるかと、 」
合歓「月華さん、私からのお願いです」
『?』
合歓「総理達には、余り反抗しない事を願います」
『え、、どうしてですか?』
合歓「言の葉党員になるのを拒否した者は、洗脳されてしまう恐れがあるので…」
『はッ??』
合歓「ここから先はあまり言えません、月華さん、この事を覚えててください」
『は、はい』
合歓「ここが月華さんの部屋です、それでは」
『ありがとうございます…』
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
合歓さんはどうしてあんな事を…?
どうして中王区は私を言の葉党員にしようとしてるの…?
あんまり考えすぎても無駄か
あ、スマホ……!!
良かった、あった
ちょっとヌルサラの動画でも見て落ち着こうかな
『ぷっ、はは! やっぱ落ち着くなぁ』
コンコン
『?、はいどうぞ』
合歓「月華さんお迎えに上がりました」
合歓「総理がお呼びです」
『えっあ、はい』
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
乙統女「来て下さりありがとうございます」
乙統女「早速ですが、本題に入ります」
『はい、』
乙統女「月華さん」
乙統女「今度開催される、ディビジョンラップバトルに、司会として出て頂けませんか?」
『……え??』
乙統女「元々は無花果さんが担当していたのですが、仕事の関係上予定が入ってしまいまして……」
乙統女「やって頂けませんか?」
でも、中王区の人間では無いのに、いいのだろうか…
断ろうとしたけど、合歓さんの言葉がよぎった
「「総理達には、余り反抗しない事を願います」」
『わ、私で、良ければ、出ます』
乙統女「本当ですか!」
乙統女「では、月華さんにこれをお渡しします 」
『中王区の、服…?』
乙統女「合歓さんと同じ系統にしてあります」
『あっ、ありがとうございます』
乙統女「早速着替えてみませんか?」
『は、はい!』
〜お着替え中〜
『わぁ✨』
『合歓さんと同じ服だ…!』
乙統女「喜んでもらえて何よりです」
乙統女「これで月華さんも言の葉党員ですね」
『はい!……ぇ?』
乙統女「何かありましたか?」
『いや!なんでもないです』
つい浮かれて答えてしまった💦
まぁヌルサラの動画見れるからいいか
乙統女「では、明日からよろしくお願いしますね」
『はい』
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
スライドお疲れ様ですっ(*^^*)
まだまだ続きますので!
宜しくお願いします🙏
ばいばーい( ´∀`)/~~
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!