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「………..んぁ?」
おれ___瑠璃山キリンは目を覚ますと
見覚えのないベッドに横たわっていた。
「はぁ!?ここどこだよ!?」
「うっせーな。おめー誰だよ?」
出口を探そうと歩き回っていると、見知らぬ男の子が現れた。
フード付きのパーカーに長ズボン。
紫苑色の髪に赤みがかった紫の瞳の男の子だった。
「おれか?」
「おめー以外いねーだろ。」
渋々自己紹介をした。
「キリン、っていうのか?」
「オレは紫苑内タカミチ。」
彼、紫苑内タカミチはいまや世界でも活躍するプロスケートボーダーらしい。
「やぁやぁ君達。ここで何をしているのかな?」
雑談を少ししていた時、急に響いたまろやかな声に驚いた。
「ぼくは郷芥子カケイ。で、隣は。」
「………..緋川テン。」
「鶸野ウグイスです。よろしくお願いします。」
「あ、キリンじゃ~ん。どーも~。」
後方から聞き覚えのある声に振り向くと、
そこにはおれの幼馴染、浅葱タヌキが立っていた。
「がはははは!!!」
急に響いた大きな笑い声。
前から見たことのない男女が歩いてきた。
「おめえらは誰だ?」
「フン、知らん奴ばっかじゃな。」
「あなたたちこそ。」
「俺はな!若草シカマルだ!」
「自分は琥珀本イタチじゃ。そこにおる、緋川テンとやらの親戚よ。」
2人は若草シカマルと琥珀本イタチと名乗った。
おれたちは他にも人が来ないか、と待っていたものの、誰も来なかった。
「おい。なんだあれ…」
テンが指さしたところには、砂吹雪が竜巻のように渦巻いていた。
「なぜ、タカやハヤブサははるか上空から地上のネズミを見つけられるか知っているかい?」
「彼らの目の中心窩という部分は黄斑が2つあり、人間の目には真似できない視野の一部を拡大
するズーム機能があるから、なのだよ。」
「初めまして、諸君。私の事は…伯爵とでも呼んで欲しい。」
「さぁ、『人狼サバイバル』を始めよう。」
砂吹雪から現れた男は、
肩まで届くチョコレート色の髪。
年は30歳ほどで、髭は生えていない。
目の片方に丸眼鏡を付けている。
その男は、『人狼サバイバル』と言った。
地獄のゲームが今、始まる。
コメント
3件
あらためて第2話読み終わったよ〜🌸! いきなり見知らぬベッドで目覚めるキリンくん、展開が気になりすぎる!! しかもそこに現れた紫苑内タカミチがまさかのプロスケートボーダーってギャップにワロタw そこに続々と集まるカラフルなメンツ…特に幼馴染のタヌキ登場で「あっ知り合い!」ってちょっとホッとしたよ笑 そして伯爵の登場シーン、なんかめっちゃ不穏でカッコよくてドキドキした…! 「人狼サバイバル」ってタイトル回収された時のゾクゾク感がたまらん😭💕 次どうなるか気になって仕方ない!!つづき楽しみにしてるね〜!!📖✨