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il angle
みことの体で病室を抜け、すぐさま私の体を探す
紫羽…紫羽
無我夢中に走ってしまって院内の人に軽く怒られるが気持ちは止まらない
一刻も早く…
私の体にみことが居るってこと それってほんと にあっていいのか
あったッ
ドンッと開けた扉が壁にぶつかり鈍い音が鳴る
「はッ…」
急に立って走るから呼吸が乱れて喋りずらい
目の前には私の体とそれを抱いて泣いてるなつが居た
なつ.その人は私じゃないよ… .ᐣ
「だ.れ.ᐣ」
中身がみことであることに託す
「何言ってんの.ᐣ みこと」
頭が真っ白になりそうだった
私の声でそう発す誰か
「いくらみことが抜けててもそれは酷すぎね.ᐣ」
そう笑いながら袖で涙を拭き取るなつみ
「…いるまちゃんと2人で話してもいい.ᐣ」
なつをこれ以上心配させたくなくて自分の名前を呼ぶのに違和感を覚えながらも場を作る
「ねぇ.みことじゃないのッ.ᐣ」
なつが出ていったあと.感情が高まって視界が滲む
「そうだけど」
あっさり笑ってそう言う
なんで…どうして笑っていられるの
恐怖と不安で何も言えないでいるとみことは言う
「ラッキーだなぁ」
「今日.しかも俺しか居ない所で」
「いるまちゃんもこの結果を望んでたから入れ替わったんだよ.ᐣ」
淡々と話していて正直追いつけなかった
この結果を私が.ᐣ
「住所と…スマホは初期化して好きなように使いなよ」
「これからいるまちゃんは”みこと”だから 」
みこととはなつみより前から一緒だった
5歳くらいのときから.家の近くの公園によく居たみこととはほぼ毎日遊んで居たと思う
でも何年も経った今でもみことの住所は知らなかった
1番近くて遠いような関係
「ありがとうね」
満面の笑みを浮かべる顔は不気味で
みことは私が思ってるよりも何倍も良い奴
なんでも出来て凄い奴だ
あんな悪者みたいな事を言ってるみことをこの目で見てもまだ信じれなくて
みことから貰った住所を頼りに家に向かう
暫く歩いた
みことの苗字が札に書かれているためこの家がそうだろう
外見は凄く立派な一軒家
庭も駐車スペースも広い
人の家に無断で入る気持ちになり少し緊張する
ドアノブに手をかけた時
「おい」
低くてドスの効いた声が真後ろで聴こえる
「何しようとしてる.お前の家はあっちだろ」
そう指さす方向に 恐る恐る顔を向ける
指さされたのは倉庫だった
孤立していて冷たそうなただの倉庫。
男は私に邪魔だと言い家の中に入ってしまった
少し躊躇しながら倉庫の中に入ると最低限の生活品が並べてあった
机やベッドはなく大きめで古そうな毛布があるくらい
こんな所で、まともに愛もそれどころか何も知れないままみことが生活してたと思うと鳥肌が立つ
こんなの、知らなかった
一度もそんな素振り見せられてない
何故か涙が出てくる
なんでだろ
一番辛かったのはみことで
みことは私のことをどう思っていたのだろうか
もしかしたら友達だと思っていたのは私だけだったかもしれない
みことから見る私はどうだったか
今までみことの近くにいた私はみことから見て
憎らしくて嫌らしく見えていたのかもしれない
毎日苦しかっただろうしそれでも隠し通して
今までの私が馬鹿みたい
♡.*・゚———————.*・゚♡
いまね、別のお話を公開にするか非公開のままか…連載にするか読切にするか迷ってるんだよね。
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