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「——おっ、5000いいね突破ぁ!!!」


ライアの声が弾けると同時に、祝福エフェクトが舞い散る。


コメント欄はお祭り騒ぎだ。


——「きたきたきたーー!!」


——「次は吉田の秘密だろ!!!」


——「ライア様、はやく!!!」


ライアはにやっと笑いながら、カメラにぐっと顔を寄せる。


「さて、みんな。吉田の秘密、知りたい?……知りたいよねぇ?」


——「知りたい!!!」


——「はよ!!!」


——「吉田ァ!!覚悟しろォ!!!」


「じゃあ、教えてあげるね……吉田は……ぬいぐるみコレクターです♡


——「……は?」


——「え?」


——「まって、あの吉田が?」


ライアは満足げに頷く。


「そう!あのクールな吉田が、部屋にぎっっっしりぬいぐるみ並べてんの!しかも、一つ一つに名前つけてんだよ!」


——「想像したら笑った」


——「吉田、マジかよ……」


——「ギャップ萌え!!!」


ライアはさらに畳みかける。


「この前ね、めっちゃ真剣な顔で『マシュマロ隊長、異常なしだ』とか言ってたんだから。あの瞬間、呼吸困難になるかと思ったよね……」


——「マシュマロ隊長wwwww」


——「腹筋死ぬwwwww」


——「吉田ァ!!!(愛)」


ライアは笑いを堪えながら続ける。


「ちなみに、お気に入りはウサギ、名前は”モフモフ司令官”。


——「司令官!?!?」


——「もうだめwwwww」


——「吉田の部屋、見せてください!!!(懇願)」


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