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小説いいよね
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No.6
「ステッキ 朝比奈 まふゆ」
学校から帰って、着替えていた。
シュシュが気になり、つけてみた。
いつも付けているようなものとそんなに変わりはなかった。
お母さんがドア越しに話しかけてきた。
「まふゆ、音楽はもう辞めたのよね?」
そう、聞かれた。
心臓が、痛い。
「当たり前だよ」
うるさい。
「医大に行った方が絶対得するもの」
うるさい
「まふゆならできるわ」
うるさい
うるさい
「うるさい…」
ハッとなり、我に返った。
「お母さッ、今のは…」
返事が返ってこない。
ポタッ
血。
きっとこのステッキは
言うことを聞いてくれるステッキなのだろう。
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