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高地side
スト「申し訳ありませんでしたっ、、」
ある一つの病室に俺達の謝罪が響き渡った
頭に包帯を巻き横たわる一人の女の子、子供の手を握り泣く母親、ただただ祈る父親、呆然と立ち尽くす兄
この一家を前に俺達は……
いや、、俺はただ謝るしかなかった。俺に責任があるからだ
俺だけが助かって良い訳ない。だけど、俺に出来ることなんて、、謝ることぐらい
こうなってしまったのは、遡ること数時間前の話
数時間前の記憶
俺達は北海道の田舎へ、ある女の子に会いに来た
俺達は番組の企画でファンの子に会いに行こうという企画で来ていた
そして、無事に会え、少し話しながら公園の周りを散歩していた時
そんな時、暴走車が俺を目掛けて突っ込んできた。
あまりに急で驚いて動けないままだった俺を庇って押しのけた女の子が車と衝突。女の子は吹っ飛ばされた
そこからは、俺もあんまり覚えてない。俺は押しのけられた衝撃で倒れてしまい頭を打った
遠のいてく意識の中、俺と女の子の名前を呼ぶメンバー達と救急車のサイレンの音
俺はそこで意識が途切れてしまった
次、目覚めたのは病室のベッドの上だった
目に涙を溜めていたメンバー達が一気に声をかけてきた
田中「お前っ、、大丈夫か、?!」
ジェシー「先生っ‼︎目を覚ましました、、‼︎」
医者「高地さん、ここが何処か分かりますか?」
高地「ぇ、、えっ、と病院すか?」
医者「意識は……しっかり、している様ですね。特に体に異常も見られませんでした。」
何となく、状況が分かってきた
京本「優吾、、優吾のことを蓮ちゃんが庇ってくれて、」
高地「……何となく覚えてる、、事故に遭って、それで」
森本「結局、二人とも救急車で運ばれた……」
松村「…俺達、すげぇ不安でっ、、」
医者「高地さんは、頭の打ちどころも悪くなくかすり傷程度でした。」
京本「、、会いに行く?蓮ちゃんに」
医者「病室、ご案内いたします」