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部屋で荷物をまとめてチェックアウトの準備をする。もう帰るんだと思うと、ちょっと寂しくはあったけれど、そう言えば最後にもう一つだけ、この旅行のために用意してきたものがあることを思い出した。


彼は、喜んでくれるかなと思いつつ、


「あの、服を着替えるので、ちょっとだけ後ろを向いていてもらっていてもいいですか?」


と、声をかけた。


「ああ、わかった」と、彼が背中を向けたのを見計らい、下ろし立ての服をカバンから取り出すと、ちょっとドキドキしながら着てみた。


「……もう、いいです」


振り向いた彼が、「……いいね。よく似合う」と、照れた表情《かお》で褒めてくれた。


「……よかった。この服は、橋元さんが選んでくれたものなんです」


今日のためにと持ってきたのは、いつかアミたちと一緒に買った、あの小花模様のワンピースだった──。

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