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リングと僕
第5章「消えた壮真」
〜(リングが放った)光が消えた後〜
友樹「何だったんだ、今のは…。うー、まだ目がチカチカするわー…」
健人「友樹、大丈夫か?」
友樹「ああ、大丈夫だ。…よし、少しずつ見えるようになって来た。」
健人「そうか、なら良かった。」
友樹「ハッ!( ゚д゚)、壮真は?壮真はどうなったんだ!?」
健人「そう言えば、さっきから声が聞こえないな…。おい、壮…」
〜健人が、固まった。〜
友樹「健人?どうしたんだよ、…まさか、壮真に何かあったのか!?」
健人「そうじゃない!壮真が…、壮真が…」
友樹「壮真がどうしたって?」
健人「壮真が…、いないんだ…」
友樹「何だって!?Σ(・□・;)…まさか、さっきのはリング型の爆発物か何かで、壮真は巻き込まれて…跡形も無く…:(;゙゚’ω゚’):」
健人「縁起でも無い事言うなよ!…だが、妙だな… 」
友樹「な、何がだよ!?」
健人「百歩譲ってあれが💣だとしたら、爆発音が無かったのは何故だ?」
友樹「た…、確かに…。地面も抉れていない見たいだし…。」
健人「それに、吹き飛んだ?(いなくなった)のは壮真だけで、俺達が無事なのも納得がいかない。」
友樹「言われてみれば、確かに妙だよな…。じゃあ、あの光は一体…」
健人・友樹「「うーん…」」
〜2人は、真剣に考えた。しかし…〜
友樹「あーもう、分かんねー!何で壮真だけがどっかに…ん?」
健人「友樹?」
友樹「もしかして…、誘拐とか?」
健人「どういう事だ?」
友樹「だから、あれは犯人が仕掛けた目眩しで、俺達の視界を奪ってその隙に…」
健人「つまり、リング型の閃光弾を作って道に置き、隙を見て壮真だけを誘拐した、と…」
友樹「ああ、(俺の頭では)そうとしか考えられねぇよ。」
健人「しかし、何故壮真なんだ?壮真は、普通の家庭の男子高校生だぞ?」
友樹「問題はそこなんだよ。何で、壮真が狙われたのか…。」
〜友樹と健人は、壮真が消えた訳を考えた。しかし、答えは見つからなかった。〜
健人「ここで話して居ても、埒が開かない。とりあえず…ん?」
友樹「健人?…あっ、恵留ちゃん!」
恵留「あっ、友樹さん、健人さん!こんにちは。(*´∀`)…今お帰りですか?」
健人「ああ恵留ちゃん、こんにちは。そうだよ。」
恵留「(((・Д・)))(キョロキョロ)あら?お兄ちゃんは一緒では無いんですか?」
友樹「壮真?ああ、壮真は…誘k(モガモガ)🫢」
健人「おい友樹、まだ誘拐と決まった訳じゃねぇだろ?恵留ちゃんに余計な事話そうとするな!(・Д・)(ボソ)」
友樹「そうだな。🤔」
恵留「?あっ!もしかして…、お兄ちゃんと喧嘩して、別々に帰って居たりとか?」
友樹「いやいや、喧嘩なんてとんでもない。俺達はいつでも仲良しさ!」
健人「そうだな。俺達が壮真と喧嘩等あり得ない。」
恵留「そうですか…。なら良かったです。お兄ちゃん、昨日から元気が無くて…。2人と喧嘩したと思ったんですが、違ったんですね。」
友樹「あっ、ああ。壮真とは大親友だからな!」
健人「そうだな。(どんな事があっても)俺達は壮真と親友で居ようと思っている。」
恵留「お兄ちゃん、良いお友達が出来て幸せですね😀」
友樹「(恵留ちゃん、信じてくれたみたいだ。良かった。)」
健人「さて、問題はここからだ…。(どうやってこの場を切り抜けるか…)」
〜健人がどう切り抜けるか考えていた、その時〜
友樹「あっ、思い出した!壮真、今日バレー部の助っ人頼まれてたんだ!」
健人「えっ!?😳そんな事一k((🙊(ムグムグ)」
友樹「話合わせろよ、だからお前はモテねーんだぞ?(ボソ)」
健人「モテないのはお前だが…、まぁ良い。」
恵留「そうなんですか?今日助っ人なんて聞いて無いですが…」
健人「そうだったのか…。実は、急遽助っ人になる事が決まったんだ。だから、壮真は今日遅くなるそうだ。」
恵留「そうだったんですね。なら、このまま一緒に帰りませんか?」
友樹・健人「「そうだね。(恵留ちゃんを送った後で、壮真の事は警察に連絡しよう))」」
〜2人は壮真を心配しつつ、恵留と共に帰路に着いた〜
第5章 END