第2話生存者
すかさずゾンビのような生徒は
襲いかかってきた
「ウオおぉおぉ」
「ぎゃああ」
「何だよぉこれ」
「助け…」
食堂はパニック状態
あのゾンビに噛まれたら
同じゾンビになっていくようだ
「くそ、どうなってんだ」
「矢田ぁ、あそこから出られねえか」
力は換気用の窓を指した
「よし、でかした力」
こうして3人は全速力で窓まで向かった
オラァ
トッ
「よし」
「おいみんなぁここの窓から脱出しろぉ!!」
力がやばいぐらいでかい声で言った
そして3人は窓に勢いよく飛び出し
外に出ることに成功した。
だが外もパニック状態
3人が逃げていると1つの鉄のハシゴを見つけた
「これで学校の2階まで行ける、下手に外に出るのは
危険だ。一旦2階に移動して状況を確認しよう!!」
流尊が言い、3人はハシゴを登ることにした
「くそ、こいつらも登ってくるぞ!!」
「ここは俺らで食い止める!流尊先いけぇ」
「ああ、必ず来いよ」
「今だぁ、行けぇぇぇぇぇ」
その瞬間、二人はワンテンポ遅れてハシゴを掴み
2階まで登った
「ナイスだ2人共」
他にもさっきのハシゴを使って避難してきた人がいた
1年B組佐田時蜜(さだときみつ)
1年A組竹村爽(たけむらそう)
2年A組早見兼(はやみけん)
3年B組羽田陽介(はねだようすけ)
3年B組白文茜(しもふみあかね)
3年A組佐谷田桜(さやださくら)
この6人だ
「お…おい、お前ら噛まれて…ないよな」
竹村が不安そうに言った
「ああ俺らは平気だが食堂にいたやつ
ほとんどゾンビになったよ」
「そうだスマホ持ってるか、警察とかに連絡すれば…
誰も持ってないよな」
「ならこの教室の電話は使えないのか?」
「確かに」
その時、バン
「えっ!!!」
入ってきたのは先生だった
「みんな集まってたか」
「先生、生きてたんですね」
みんな泣き目だ
だが流尊は先生を睨んでいた
「とりあえず机でバリケードを作りなさい」
「みんな待て!!! 」
流尊が言った
「どうしたんだ流尊」
「お前ら死にてえのかよ、そいつはもうゾンビなんだよ」
「え…どうゆうこと」
「おい、先生をそいつとはどうゆうことだ
流尊!!」
「ゾンビにつける名なんてねぇよ」
「どこを見て先生をゾンビと言って…」
「じゃあ、その手はなに?」
「はっっ!!!!」
流尊が指さしたのが先生の何かにかまれたあとが
ある腕だった
「こ、これはち、、、
これはちげぇぇぇよぉおぉ」
「生徒がぁ先生にそんなん言うんじゃァねぇ
お前なんかこの学校から退学させること
なんかんたぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
その瞬間、先生は口から血を吐いた
「な…何だよ、、、何だよぉぉお、これ、、、」
「だから言ったでしょ、みんな逃げたほうがいいぜ」
「え…だって先生、、」
「馬鹿だなぁ、なんでこれでも分かんねぇんだよ」
「うぉおおおおおおぉ
たたたたたたたたすけてぇえぇぇぇ痛い痛い痛い」
目と口と耳から血の涙が溢れ出ている
その後、先生は倒れ
ゾンビになった
「うわーーーー」
「早く逃げるぞ!!」
「先いけぇ、後で追いつく」
「おいおい、流尊がいるなら
俺も先生の足止めしてやるよ」
「矢田、、、
クッ、行くぜ」
「おう」