注意。
・原作と同じ台詞が含まれます
・原作には含まれない続きです
あの日から巨人がいなくなった。
実感が湧かない。”巨人が消えた”そして、まだ俺にとってはまだ幼い19の餓鬼が仲間を守る為に仲間に殺された。あの日の俺たちの選択があっているかはわからない。結果は誰にもわからないままだ。
ガ「ねぇ兵長!今日はどこに行く!?」
フ「ガビ!リヴァイさんはまだ病人なんだぞ!」
リ「…花屋に行きてぇな」
フ「えぇ!?貴方はまだ全治していないのに…」
リ「花を買った後は、海に行かせてくれ」
フ「…?いいですけど、」
リ「おい店主」
店「おぉ旦那イケメンだねぇ」
リ「あ?お世辞を聞きに来たんじゃねぇぞ」
店「ははっ、今日は何を買いに来たんだい?」
リ「カーネーションはあるか?」
店「あるよ!何本がいいかな?」
リ「7本だ」
店「7本ね、わかったよ」
リ「あぁ」
フ「海着きましたよ。リヴァイさん」
リ「ありがとな、あと悪いが少しあっちに行っていてくれ」
ガ「はぁ!?なんで!」
フ「そうですよ!病人を1人にする訳には、」
リ「少しは歩けるし、何かあったら呼ぶから大丈夫だ」
フ「はぁー、そこまで言うなら、」
ガ「なんでよ!気になるじゃん!」
フ「リヴァイさんも1人になりたい時があるんだよ」
フ「いつも俺達が居るからな」
カ「もぉ、仕方ないな〜」
ガ「なんかあったら言ってよね!」
リ「あぁ」
リ「ガビのやつ、丸くなったもんだ」
最初は態度が大きくすぐ文句を言う餓鬼だったが、今は言う事を聞くようになった。
リ「なぁ、エルヴィンそっちでお前は何をしてるんだ?」
今日海に来た理由はこれだ。心臓を捧げたエルヴィン、ハンジ、俺の部下達、あいつらの犠牲もあって俺達は生き残った。巨人がいねぇ世界なんて絶対叶わない、そう思っていた人類の願っていた夢が叶った。
リ「オルオ、ペトラ、エルド、グンタ」
リ「…ハンジ、エルヴィン」
リ「エレン。」
リ「お前らのおかげで俺はここまで来れた」
リ「ありがとな」
そうして俺は海に花を流した。海に花を流す事は弔いの意を込めるために行うらしい。少しでもあいつらが報われるようにな。
リ「じゃあな。」
赤いカーネーション:感謝の心
コメント
1件
あれ?何でだろう目から涙が😢 最高すぎだよ~!