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「……?」
なんだろう、背筋に悪寒が走った。
何か、得体の知れないものに、身の内から喰らい尽くされていくような感覚。
大切なものが壊れてしまうような気がした。
「日本?」
アメリカさんは、心配そうにこちらを見ている。
「すみません、 アメリカさん。私、帰らなくちゃ。」
どうしようもない不安からか、気づけば私はそう口走っていた。
「…………そうか。」
アメリカさんは少し考えた後、そう言ってくれた。
「本当にすみません。ありがとうございます……!」
言いながら、私は既に駆け出していた。
どうか、まだ、無事でいてくれ……!
『邪魔だよ。本当に。』
兄さんの声が聞こえた。
「知るかよ……」
ぼそりと呟く。
僕の突然の行動に、日帝くんは少し驚いていた。
「ごめんね。びっくりさせちゃった?日帝くんに言った訳じゃないから安心してね!」
そう言っても、日帝くんは少しも表情を変えてくれない。
さっきからずっとこんな調子だ。
さすがに苛立ちが募る。
「ねぇ……何とか言ったらどうなの?」
少し声のトーンを落として言う。
日帝くんはビクリと体を震わせて、更に小さくなってしまった。
本ッ当に可愛いッ!
「ね、君は僕が、怖い?」
日帝くんは、小さく頷いた。
え へへ……えへへへへへへッ!
ものすごい背徳感が、からだ中を駆け回る。
怖いかぁ、怖いのかぁ……!
なら、酷いことしても、当然だよね?
しょうがないよね?
「ねぇ、日帝くん。」
これも、愛だと思ってよね?
邪魔だ。
邪魔だ
邪魔だ邪魔だ邪魔だ邪魔だ邪魔だ
「邪魔……」
Fat Man……?
ふざけるなよ。