テラーノベル
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カービィ(………わかった)
見た目、
声、
物言い、
カービィ
「なるほどね………別世界か」
デデデ
『……!』
カービィ
「わかった。今朝の……変に正直ってか、
ディメンションホールから来たって”大王”」
「つまり、僕を”代わり”にしようって魂胆?」
デデデ
『……カー、ビィ』
カービィ
「まあ、魂胆が見えたところで、敵を倒せるほどの力は
全部奪ってくれちゃったから。僕は大人しく”代わり”になるよ」
「そっちのは、死んだのか、行方不明か……」
デデデ
『まさかここまで賢いとはな。よく辿り着いたな』
デデデは僕の頭を撫でる
カービィ
「当てたご褒美として、元の世界に帰して欲しいな?」
デデデ
『それは無理だ。だからこうして撫でただろ?』
カービィ
「あー。そーかいそーかい。」
デデデ
『俺、気づいたけどカービィ。震えてんな?』
カービィ
「そりゃ知り合いに似た奴が、
こんな奴とは思ってなかったしね」
デデデ
『怖いからそうやって語尾強くしてんだろ?
………可愛いな』
カービィ
「うん。だって敵に舐められたら終わりでしょ」
デデデ
『……前のとは違って、大人っぽいな』
カービィ
「ふーん。そう」
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メタナイトとマホロアは牢屋の監視カメラを
追っている。
マホロア
『デデデに反抗的だネ』
メタナイト
『警戒心が高いな。優秀そうだ』
マホロア
『クク、敵に舐められたら終わり、ダッテ。
可愛いナァこの子』
マホロア
『……うーん、言葉の節々が賢いネェ。この子』
メタナイト
『前に会った時はもっと能天気だったのだが……』
マホロア
『素と、警戒のモードの差デショ』
メタナイト
『ならば、誰が一番最初に心を通えるかの勝負でもするか?』
マホロア
『楽しそうだネェ。カービィをボクの虜にしてあげるヨォ』
メタナイト
『いや、私が一番初めにカービィを物にして見せるさ』
マホロア
『クク、カービィ。必ずボクの、虜にしてヤル……♡』
メタナイト
『前のカービィは柔かったが……
今回こそは”良さそうな”カービィだ。』
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デデデ
『カービィ。昼寝でもするか?』
カービィ
「さっき起きたばっかりだからしない」
デデデ
『なら飯でも食うか?』
カービィ
「……内容によるかな」
デデデ
『ここでは基本的に口移しでご飯を食べる』
カービィ
「敵とは口移ししたくないかな」
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マホロア
『……手厳しいネェ』
メタナイト
『こりゃ、手応えがありそうだ』
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デデデ
『じゃあ何がしたいんだ?』
カービィ
「何したいかと聞かれると難しいかな」
デデデ
『じゃ〜、好きなことはなんだ!』
カービィ
「………友達と遊ぶこと、かな…」
デデデ
『じゃあ今日はなにで遊ぶんだ?』
カービィ
「………え、なんで?」
デデデ
『何がだ?』
カービィ
「なんで遊ぶ前提なの?」
デデデ
『カービィが友達と遊ぶって言ったんだろ?』
カービィ
「だって僕たち、友達じゃないじゃん」
デデデ
『………そ、うだな』
『デデデ』の眉が一瞬ひそめられ、口元がわずかに引きつく。
カービィはそれを見て、ほんの少しニヤリとした。
カービィ
(明らかに避けるより、少し仲良くなった方が良さそうだな……)
弱みを見せたのではなく、弱みを握って見せたのだ。
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マホロア
『おっと鋭いカウンターだネェ』
メタナイト
『誘導するためにわざと弱みを見せたか』
マホロア
『……いいナ』
メタナイト
『……面白い』
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カービィ
「あーごめんごめん。そんな傷つくとは思ってなくって。」
「まあ、友達でいいんじゃないかな」
デデデ
『ほ、本当か!』
カービィ
「うん。僕、そこは譲るよ」
(皮肉は効かない感じか……)
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メタナイト
『……もう彼はダメそうだが』
マホロア
『でも”前の子”。アイツのそういう
”真っ直ぐ”なところに、惹かれてたでショ?』
『まだあるんじゃないかナァ』
メタナイト
『……『デデデ』はもう手のひらの上にいるようだが?』
マホロア
『油断させてからっていうのもてだヨォ?『メタナイト』。』
メタナイト
『何にせよ、私がどうせ初めに物にして見せるけどな。』
マホロア
『本当キミってナルシストだよネェ』
そう言いながら『マホロア』はワインを取り出す。
メタナイト
『ワインは飲まぬ』
マホロア
『何デ?こういうの好きでショ?』
メタナイト
『この後に響くからな。』
マホロア
『…あ、酒弱いんだッケ?』
クク……と小さく笑い声がする。
メタナイト
『……自制心を崩して、カービィの印象を崩したくないからな』
(内心、少しでも隙を見せれば、
『マホロア』の策略に飲み込まれると警戒していた。)
マホロア
『否定してヨ。』
『……ならカービィにでも飲ませてミタラ?』
メタナイト
『そうするとしたら信頼を得てからだな』
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結構な時間沈黙が流れる。
カービィ
「………用事ないならもういい?」
デデデ
『……はい』
カービィ
「僕、適当に”一人”で時間潰しておくから」
『デデデ』を牢屋から無理やり追い出した。
コメント
2件
神ですね見入りましたよ・・・あっちのマホちゃんはどうしてるかな♪(こいつはサイコパスです)