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※CP乱立してます(主に露蒙・蒙チベ)
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古今同一人物のロシアとモンゴルのお話
🇷🇺🇲🇳ってお互いが居なければお互いに今頃滅んでいたであろう国家なんです。(史実カプ解釈厄介オタ勢)
そもそも中世においてモンゴルのルーシ侵攻がなければモスクワが成長することはなく、恐らく歴史の変遷のなかで周辺(ノヴゴロドとかリトアニアあたり)に吸収されていた、つまりモスクワを国家の発祥としているロシアはタタールの軛が無ければ国家として成立する以前にとっくに滅んでいたはずなんです。
そしてソ連時代だって、ロシアにとってモンゴルの存在は意外とめちゃくちゃ大きかったんですよ。いわばソ連はモンゴルに背中(極東)を任せているような状態だったんです。
独ソ戦においてソ連が圧勝を収められたのは、
・ソ連と日本の間にモンゴルという緩衝があったことで「ナチスへの軍配備と平行した極東への軍配備」というソ連にとって不利な構図を免れたこと。つまりモンゴルがいなければ独日を相手にするためソ連軍が東西に分散し、ナチスに敗北はせずとも大勝を収めるのは難しかった。
・モンゴルからの膨大な物資提供(約50万頭以上の馬と羊毛・食料などの物資をモンゴルから援助してもらった)
独ソ戦におけるソ連軍の馬5頭に1頭はモンゴルの馬だったといわれている。
つまりこれ、割と誇張ではなくて本当にモンゴルがいないとよわよわソ連だった可能性があるんです
そもそも蒙がいなければモスクワ公国が周辺に併合されるんだからその後の姿であるロシア帝国なんて存在すらしていなかったし、蒙がいなければソ連もあれほどの影響力を持っていなかったし、蒙がいなければ独ソ戦や対日関係においてだいぶ不利になっていた
これはもうツインレイですね
ここまではロシアから見たモンゴルの話ばかりをしましたが、当然モンゴルからしてもロシアがいなければ存続の危機だったと思っています。
モンゴルは帝国消滅後は中国(明とか清とか)の支配下になりましたが、それを外蒙古独立へと導いたのがロシア帝国(直後に革命でソ連になるけど)ですからね。
これはもうまさにモンゴルにとっての生命線です。
モンゴルは1911年に清朝の崩壊をもって中国からの脱出(独立)に成功しましたが、結局は新たなる中華民国も中華民国で蒙古併合する気満々だったんです。そこでロシア軍が中華軍を徹底的に駆逐したから無事再併合は免れてモンゴル人民共和国成立に繋がりました。中国に絡まれてる蒙をソ連が助けた感じ。
これもうまさにモンゴルにとっての生命線です。(2回目)
ロシアがいなければ、国家として消滅していたであろうモンゴル
頭から足先までソ連に預けてる感じ。蜜月すぎる。
ちなみに蒙帝国時代においてもロシア(当時はルーシ)は規模は小さいとはいえ意外と不可欠な鍵だったんです。
モンゴル帝国にとってルーシは
・ヨーロッパ遠征の足場
・北方交易と貢納の資源源
・西方の政治・軍事情報の窓口
で、国の運営方針に随分と影響を及ぼす土地だったんですね。
位置的にも丁度アジアとヨーロッパを繋ぐ玄関口的なポジションですからね。意外とその頃から重要だった。
そんなこんなでこいつらはお互いがいないとお互いに消滅していたであろうツインレイです
相思相愛です(こじつけ)
たぶん、国同士の関係性でいえば露蒙よりも中国×モンゴルのほうが深くて複雑で密接だと思うんですけど、「お互いが居ないとダメだった」っていう依存度でいえば露蒙の圧勝なんです。
うーん、この….
露蒙の、一見薄そうに見えて実はめちゃくちゃ複雑で、片方のみが依存しているわけでもなく、でもやっぱり片方が依存してる時期もあって、とはいえずっと繋がりを持ってたわけではないけど、でもお互いにお互いの文化が多かれ少なかれ根付いてるし、愛憎めちゃくちゃでもあるし、ただただ相棒みたいな関係でもあるし、ただただ宗主国と従属国みたいな関係でもあるし
この不思議な関係性が非常に大好きです。
一言で表現できない感じ。
率直に言うとお互いの活躍している時期がまるで交代のように食い違ってるからこういう関係が生まれるんですかね
モンゴルの最盛期においては、ロシアはまだまだ国家としてまとまってすらいない脆弱な田舎の地域。
ロシアがどんどんと強大化していって列強の地位にのぼった頃には、モンゴルは中国の裏に消えてしまった。
この噛み合わない国家の動向が不思議な関係を生んでるんですね。
なんとも尊い…
古今同一人物の世界線で考える露蒙露の話は以上です。
狂ってしまった露帝さんの話を考えましょう(最悪である)
雪景色って雪がそこまで身近ではない地域からすると美しく感じるけど、
一年の半分以上を雪に閉ざされるロシア、ましてや今みたいに綺麗な建物も並んでいなかった帝国時代の🇷🇺にとっては雪景色なんかただただ寂しい鬱陶しいものだと思います。
田舎の地方だったら灰色と白の地味な景色が続くだけだろうし。
そのなかで血を浴びた露帝が「真っ赤なお花が咲いたみたい」ってはしゃいで、彩りを求めて狂ったような無邪気な笑顔で、絵の具を散らすようなに次々に人間を手にかける
これで壊れた大人の完成….
あと今度はまたモンゴルの話になるんですけど
モンゴルだと親しい人との挨拶ではハグしたあと相手の匂いを嗅ぐらしいですよ。猫かな。
ぎゅって抱きしめた後匂いすんすん?可愛いね食べちゃう(きっっっっしょ)
これ、モンゴル式の挨拶を知らないロシアが急に匂いすんすんされて「え??俺そんなに臭い??」って内心傷付いてほしい
冬将軍も擬人化して登場させたいけど、シベリアと同一人物にしようかな~とか考えてる🤔
二重人格の冬将軍=シベリア
じゃあシベリアのキャラデザ練らなくっちゃ✎
モンゴルさんって絶対チベットさんのこと好きですよね
チベットさんのこと異様に美化して考えてそうなモンゴルさん….
蒙さんはチベットのこと「いつも朗らかにニコニコしていて誰に対しても平等に優しく慈悲深くて神秘的かつ可憐な方」て思ってそう。怒ったことなんて一度もないし、蚊一匹とて殺めたことがない麗しい聖人だと思ってそう。そして自分が守ってあげないと木の棒すら持てない華奢で繊細な儚きお方だとか思ってそう。
でも実際はチベットさん、7世紀から9世紀にかけて(=吐蕃王朝)バリバリの軍事国だったんですよね。
唐(中国)とかウイグルと互角にやってためちゃ強の騎馬戦士様です
いや、軍事国家とは言ってもそのころからチベットでは仏教が非常に根強かったので決して虐殺とかはしていなかったようなのですが!仏教とは生きとし生けるものに慈悲深くのマインドですからね!
不殺生戒という観念に基づいて平和を求めるものの、歴史的においては仏教徒が戦争に参加した実例も多く、日本における武士道は、同じく仏教の影響を受けながらも自己犠牲や武力による正義の実現を追求した….。仏教=戦争反対ではないところが面白いですね!
つまり何が言いたいかというとチベットさんは今でこそ中国に弾圧とか抑圧されて規模が小さく弱っているものの、昔から仏教の信念を貫き続ける元強者だったんです。
だからモンゴルが思ってるほど弱くはなさそう。
そして関係がとってもえっち(←なんでもかんでも癖に消費するゴミカス)
精神的にはチベットがモンゴルの師という立場でありながも、軍事同盟においてはモンゴルがチベットの守護者であると。
文化でも歴史でも軍事でもあらゆる面で繋がってるのが良いですよね、蒙チベ😋
では終わり
コメント
4件
シンプル歴史の勉強になりました✨️✨️ しぇいしぇい〜🫶💕 教科書もこんな感じで書いてくれたら…いや、そしたら解釈違いでヲタク達の争い勃発するか… それ以前にいよいよそうなったら「もう終わりだよ、この国」になるか…ヲタクには嬉しいけど(×2)
ソビが🇲🇳に背中をまかせる構図…良いですね… タタールが無いと🇷🇺は存在しないという可能性は割とそうだと思う。モンゴルによる支配は文化ごと塗り替える事とかは無かったわけだし…。(間接統治で一定の自由がある) チベットについてはまじで位置しか知らないレベルなのですが…かっこいい…!、確かに美しいかも…(納得) とっても想像力豊かでいつも楽しく観てますっ!、とっても素敵✨