テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
ムラードは、ヴァンを変えるルクレシアに対してよく思っていないのは知っている。
ムラードの視線は、いまだルクレシアに好意どころか敵意を向けているのもわかっている。だがそこにある理由がわかっているから、あえて修復には踏み込まずにいた。
時間が解決するだろうと、甘く考えていたのだ。
オリヴァー王がどう出るかわからない現在、組織が一致団結していかないといけない状況であることがわからないムラードではない。
だとすれば、他にルクレシアを排除しようとする理由があるのか――。
そこでルクレシアは、ずっともやもやしていた違和感を思い出す。
それはミハエルを倒し、ローラントが逝った丘でのムラードのつぶやきだ。
――……ヘラ。
王城を見つめながら、確かに彼はそう言った。
ヘラという名で思い浮*******
********************
*********
****************
*******
***************************
****************
************
裏五条
16,178
羽海汐遠
10,250
Lou.
コメント
1件
わあ、第33話、読み終えました…!今回はもう、ルクレシアの強かさと覚悟がすごくて、胸が熱くなりましたね。拳で語り合うって宣言した場面、最高にかっこよかったです。でもムラードの薬の件は本当に怖かった…。あの、生きる屍にする薬のくだりは背筋が冷えました。そして最後のヴァンの「俺の女だ」宣言と口づけのシーン、あれはもう…独占欲と愛が混ざり合ってて、これは反則級ですよ。ムラードの過去に何があったのか、ますます気になりますね。