TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

さぁさぁ、今日は待ちに待った年越しの大晦日ですね。みなさんいかがお過ごしでしょうか?

今回は大晦日ネタとしてお花見させます!夜桜家の大晦日はおせち持って天桜てんのうのところでお花見してて欲しいって言う主の欲望。

スーパー注意事項タイム

凶太結婚済(いつもの)

太陽愛され要素あり

既にお花見ネタはあげたことあるので今回は5年後✮

1部のキャラ原作とキャラ違います(主に凶)

みんな太陽のこと大好きなのでね(凶と月は恋愛的で)





ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ちゅんちゅん…

目を覚まして聞こえる鳥のさえずり。鳴り始める目覚まし時計を止めて、んーーっと伸びをする。カーテンを開けた窓から差し込んでくる太陽の光は心地よく、俺に起きろと言っているようだった。そういえば、今日はついに大晦日だな。00:00深夜十二時を回れば、もう2025年。今年ももうすぐ終わり…そう思うと、本当に早かったなと感じる。それに、明日は愛する旦那凶一郎さんの誕生日だ。その準備もしておかなきゃな。そんことを考えながら服を着替えて、階段を降りる。

凶「おはよう、太陽。」

二「おはよう」

三「おはよう…」

四「はよー」

五「おはー☆」

六「おはよう、太陽。眠そうなところも可愛いわね」

七「姉ちゃん…おはよう太陽兄ちゃん!」

ひ「ままおはよう!」

あ「おはよう、まま…ムニャ」

ひ「あるふぁまだ眠そう?」

あ「ねむくない!」

愛しい我が子の微笑ましい会話を見守りつつ、もうみんな座っているテーブルの椅子に腰掛けて朝ごはんを食べる。今日はこの後おせちの準備と具材の確認をして、昼12時〜深夜12時までちょっとした宴会。六美は「今日はみんな来るから腕が鳴るわ〜!」と意気込んでいる。京子さんと万さんも手伝いに来てくれるとのことなので、それまでは足りない具材や飾り物の買い出しをしたりする。今日の予定を見返しているとあっという間に食べ終わり、ごちそうさま、美味しかったと六美に言って食器を下げる。ほかの兄弟も食べ終わったみたいだ。みんなそれぞれの担当に急ぐ。

食材・飾り物買い出し担当

凶一郎、二刃、辛三、四怨、ひふある、万

食材・飾り物確認担当

嫌五、七悪

おせち担当

六美、太陽、京子

みんなで話し合った結果、買い出しはかなり大変そうなので多めに。おせち担当は料理上手な人中心、食材・飾り物確認担当はそこまでいらないだろう、ということで買い出しであまり役に立たない嫌五、役がなかった七悪にやってもらうことにした。天桜や場所確認はみんなでやるということに落ち着いたのだ。それぞれ担当に別れて作業に取り掛かる。凶一郎さんとひふあるが一緒…不安だけどあの人もいい歳だし大丈夫かな、と思いつつ心配なのでちらっとあちら側を見ると…

凶「ふふふ…さぁひふみとあるふぁは俺が抱っこをしてガオンモールまで歩こう。さぁパパの胸に飛び込んで」

二「黙らっしゃい」

…まぁそうなるわな。二刃姉さんがいるから大丈夫だとは思うけど…

やがて京子さんと万さんが来て、それぞれの担当のところに行ってもらった。

京「さぁ、あとは生物なまものとできたてがいいものだけだね?早速取り掛かるよ。」

六&太「いえっさー!」

作っては並べてを続けていき、買い出し組から貰った具材と飾り物もどんどん使っていく…

そしてついに出来上がった。想像以上の仕上がりに3人とも少しびっくりしつつ、いえーいとハイタッチ。中身は俺たち以外はお楽しみなのでぱぱっと蓋を閉じて、ふろしきで包んで結ぶ。

天桜とそれぞれの場所を確認し、準備は万端。

やがて金級のみんなやスパイ協会などなど…たくさんの人たちが集まり、自分の場所に座る。六美がステージにあがり、司会をする。

六「えー、今回の宴会にご参加いただき誠にありがとうございます!こんなに多くの方々と大晦日を過ごすことが出来、とても光栄でございます。それでは…今から深夜12時まで、存分に楽しんでくださーい!!」

一気に拍手が起きて、みんなそれぞれの場所に置かたおせちの蓋を開く。想像していたよりも豪華だったのか、すごいや美味しそうなどの声がちらほら聞こえる。それは良かったと心の中で思って俺も蓋を開ける。甘めに味付けされた黒豆や、赤くメインに位置付けされた海老、伊達巻、かまぼこ、こんにゃくなどなど…色々なものがいっぱいに詰まった赤と黒の縁起がよいおじゅう。やっぱりおせちはこうでなきゃなと言わざるを得ない仕上がりに思わず顔が和らぐ。

六「では、今年も健やかに過ごせることを願って…いただきます」

「「「いただきます」」」

あまりの美味しさに声が出る人、黙々と食べ続ける人…みんな美味しそうに食べてくれて何よりだな。と思いながら俺も黙々と食べる。

しばらくして、おせちを食べ終わった。俺も後片付けを手伝おうかと思ったけど、六美と京子さんが遊んでていいと言い張るのでお言葉に甘えてゆっくり過ごすことにした。天桜の元へ行き、じーっと眺める。心臓の鼓動が、自分のソメイニンの血とこれ天桜が反応していることを教えていた。それにしても、綺麗。ひらひらと桜の花びらが三枚舞い、俺の手のひらに落ちる。俺はなんだかその三枚が光と母さんと父さんのように思えた。この桜の樹…みんなにも見せたかったな。そんなことを考えながら、花びらをポケットの中にしまう。さて、これからどうしようか。深夜12時までまだまだ時間はあるし…

凶「考え事か?」

太「わ、いたんですね 」

背後に音もなくやってきた旦那。気配に気付けず少し驚くが、よくあることなのでもう慣れた。「特に何も」と答えた後、「そうか」と返事が返ってきた。

そのあとみんながいる広場に戻って、追いかけっこするひふみとあるふぁを止めてたり金級の皆さんとお話したりした。宴会ということもあり、凶一郎さんが夜桜吹雪お酒を持ってきてくれた。未成年はひふみ、あるふぁとアイさんだけなので3人にはジュースを飲んでもらうことにした。乾杯をしてごくごくと飲む。俺はあまりお酒に強い方じゃないのでちびちび飲むことにした。

みんなで雑談したり、格闘する人も現れたり…

騒がしいけど、決してうるさくはなかった。そのとき、俺は足に何かがふたつ乗るのを感じた。足元を見ると、ひふみとあるふぁが座っている。

太「ん、急にどうしたんだ?ナデナデ」

ひ「あるふぁが甘えたくなったんだっモゴ」

あ「いやぁ何も!?!?」

急いでひふみの口元に手をやったあるふぁを見て、何となく察した。なんて可愛いんだろうか…2人への愛おしさとお酒が入っていたのも相まってつい思いっきり抱きしめてしまった。ふわふわしてる…癒されるなぁ。満足したので離した後にまたお酒を1口飲む。

ぎゅ…

俺の腹に誰かの手が回ってくる。黒手袋…その時点でその”誰か”の正体がわかった。凶一郎さんだ。人前で甘えられるのは慣れているけどなんだか様子がおかしい。どうしたんですか、と聞いてみるも返事がなかった。すると、急にこんなことを言い始める。

凶「可愛い…太陽…小さいな…ぎゅっとしたい…好きだ…」

は?人前で何をほざいているんだこいつは…家族の前ならまだしもみんないる中でこんなことをされるのはさすがに慣れていない。

太「ちょっと、何言ってるんです?離れてください」

離そうと試みるもそれは失敗に終わる。俺より体格が大きいし5歳上ということもあってかギチギチというばかりで全然離れてくれない。誰だよこいつ酔わせたやつ…!仕方ないので無理矢理口を開けて水を流し込んだ。水を飲んで酔いがさめたのか、ぽかんとしていたので事情を説明して、渋々離れてもらった。その後も雑談を繰り返し…


いつの間にか時刻は深夜11時59分に。短かったな、と思いつつ年越しを迎える。

「「「Happy NewYear!」」」


今年もこんな平和な日々が続きますように。

この作品はいかがでしたか?

121

コメント

4

ユーザー

凶一郎マジ罪な男よ....好き、愛してる。

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚