⚠️
・ こちらは 潔世一 × 糸師凛 の二次創作小説となりますので苦手な方はここでばいばい👋🏽
・ 作者はサッカーの知識は皆無であり、BLL の知識も二次創作とアニメを見漁ったり漫画のネタバレをかじった程度の人間です。キャラや口調、世界線の迷子、 『あれ?これルール変じゃね?』みたいなこともあると思います。
・ 不自然な標準語が見られるかもしれません!!作者は関西人ですので多少標準語がおかしいかもしれません。温かい目で見ていてください。
これらを読んでいただき大丈夫と判断された方のみご覧いただけると幸いです。
それでは楽しい潔凛ライフを 🫶
この関係に名前をつけるなら
俺らの関係に名前をつけよう。友達…にしては距離が近すぎるか?近いと言っても心の距離ではなく、物理的な距離なのだが。親友というほど仲良くもないだろう。知り合いにしては遠すぎる。もちろん恋人でもなく、家族でもない。
『 チームメイト 』『 同居人 』
それだけの関係にすぎない。数歩あるけば貴方に辿り着ける距離の中でただただ同じ行動をくり返す毎日。特に何も変わることのないこの名前。
300人の中から世界一のストライカーを選ぶために集められた集団で。そんな偶然、奇跡とでもいえる出会いで。
゛ そこで俺はお前に恋をした ゛
俺が兄の他に初めて敗北感を覚えた相手で。あの時のあいつの瞳、脚の振り方、姿勢、ボールの動き。あの、あの一瞬で俺の心は奪われた。
『 お前は俺の1番近くで俺が世界一になるのを見届けろ 』
正直絶望感でいっぱいだったが、少しでもあいつと近づく必要があると思って引き抜いた。学生としてやってきたが、いままでこのような気持ちに陥ったことがなかったため、どうすればいいのかわからない。精一杯のデレを出したつもりで上記を述べたつもりだが、あいつは自分の状況を把握するのでいっぱいいっぱいで近くにいたモブどもに声をかけていた。俺の声ははたしてあいつには届いたのだろうか。まだ未定なままだ。
『 おいどけ、邪魔だ 』
「 お前が何したらあんなプレーができるのか知りたいんだよ 」
あいつと同じ部屋で過ごしてから数日。俺の日常は変化しまくっていた。朝起きてから夜布団に潜り込むまで、あいつはひっつき虫のようにべたべた付き纏ってきた。まああいつに話しかけられることについては嫌な気はしないのだが、ここまで付き纏われると流石に気が狂う。あいつに尻尾を振るのは癪なので一応追い払うようにしっしと手を振りながら軽く睨みつけるも、とうのあいつはこんなんで逃げるようなやつじゃない。いつも通りへらへらと笑いながらこちらを見ている。
『 お前、なにしにきたんだよ 』
「 お前の観察 」
一緒に暮らしてきて数週間。そろそろ慣れると思ったが、何も慣れない。あいつにも、この生活にも。練習終わり、いつも通りストレッチをしようと部屋に入る。ふと気配を感じて後ろを振り向けば常に後ろについてるひっつき虫がいた。なぜこちらにきたのだという理由を問えば、よくわからない回答が返ってきた。うげえとゴミを見るような目で見るも、あいつは満面の笑みでこちらを見てくる。そんな目でみるな、俺を。観察してどうするんだよ。マスコミにでも売る気か、などと考えながら日々のトレーニングに励む。となりにはあいつが。クソ、目障りだ。ちらちらと双葉を揺らすんじゃねェ。ガキのように俺の真似ばかり…一つ上とはいえ数ヶ月の違いだ、ガキに違いない。
風呂からトイレまでついてくる。おい、プライバシーというものはお前に存在しないのか。ため息がでる。
「 潔〜!! 一緒に飯食おうよ!! 」
おかっぱがいる。あいつは俺よりおかっぱを優先しやがった。クソ、いらつく。俺はあいつ以外に喋る相手もいないので、いつも通り出てくる温かいご飯がのったトレーを手に取り1人で席に座る。いつもは隣が前にあいつが座っているはずだが、今日は誰もいない。笑い方が聞こえてふと隣に目をやればあいつとおかっぱが笑いながら話していた。さらにイライラする。誰にでも笑顔振り撒いてんじゃねえよ。シネ。ふざけんな。
「 凛〜!! ここにいたのか、探したんだぞ? 先に風呂でも入ってたのか 」
どことなくあいつに会いたくなくてはやめに風呂を済ませてトレーニングルームに足を踏み入れた。トレーニングを始めて数分、とたとたと足音が聞こえた。嫌な予感がして、きょろきょろとあたりを見回すも、予感的中。双葉頭のへらへらした野郎がいつもの変わらない笑顔で話しかけてくる。髪を乾かしたものの、完全に乾かしきれているわけではないので半乾きだったからだろうか。何か気まずくて目を伏せる。そんな俺を気にせず、俺の隣に座れば俺と同じポーズをとる。最初の頃は俺まで巻き込んで盛大に崩れていたが、毎日のように隣でやっていたからだろう。こんなもの軽々とできるようになっていた。いつからだろう、こいつがすいすいとできるようになったのは。あいつに目線をくれてやれば、どやとでも言うようにウインクを返した。うぜェ、似合ってねえし。
「 わ !! 」
大きな声に驚いて貴方を見れば、ぐらぐらしたこいつが倒れてきた。俺の方に。こんな状況でもへらへらとしている、なんだこいつ。
「 ごめん凛 !! 調子乗った !! 」
『 痛ェ ふざけんな 』
素直なお前に反吐が出る。この俺の上に覆い被さって見つめてくるやつは、さっき調子に乗ってこちらに倒れてきやがったやつだ。あたりどころが良かったせいでどこも痛いところはないが、気遣うのは俺の心が許さないので上記を述べながら軽く肘でつつくくらい許して欲しい。
『 はやくどけ 』
認めるのは嫌だが仮にも好きなやつだ。上に乗られて平然な奴はいないだろう。健全な男子高校生だ。何もない方がおかしい。軽く体を押して起き上がれば貴方をきっと睨んで言ってみる。本人はへらへらとした笑顔でこちらを見ている。ふざけんな。
「 あれ 、 顔赤くね ? 大丈夫か 」
どうりで先ほどから顔が熱いと思った。自分だからわかるが、これは熱ではない。つまり…そういうことだ、考えたくもない。こいつはよりによってこんなところでクソみたいな天然ぶりを発揮して本気で心配しやがる。頬に手も添えてきた。いらねえ。離せと首をぶんぶん振れば、腰に手を添えてきた。だからいらねェって。こちらの考えを気にもせず、このアホは俺の心配をしてくる。
「 しんどいならはやめに休めよ??凛は頑張りすぎなところがあるからな。明日の練習は…ああ、医務室にでも… 」
『 いらねェよあほ。ふざけんな、もう寝る 』
こんのアホ潔…どこまで鈍感でアホでバカで天然だったら気が済むんだよ。手を伸ばす貴方を振りほどき、部屋を出る。風呂に入っていて良かった。入ってなかったら今頃追っかけ回されていたところだろう。
しまった、部屋も一緒なのか。足を踏み入れて気づいた。気にせずベットに入る…と思っている時点で気にしているのだが。今日あったことを思い出してしまい眠れない、恋する乙女とやらだ。クソ。
《 糸師凛 》
なんか潔を気に入った。色々振り回されてて可哀想。原作よりほわほわしてる?かもしれない。俺の完全なる理想を詰め込んだ可愛い男。自分が潔を喰うと思ってるし攻めは譲らないつもりだが何かの手違いであっさり喰われる(予定)
《 潔世一 》
原作よりも凛をぶんぶんぶんぶん振り回しまくる。無自覚タラシ男。凛のことはサッカー上手い!!程度にしか考えておらず、まだ気持ちはない。頑張れ凛ちゃん。蜂楽とかにも同じ対応するし、誰にでも平等、みたいな感じ。
今日はここまでにします!!疲れました!!気が向いたらまた…みたいな感じにします。はーと??くれたら喜んで書きます。感想とかリクエストとかくれれば踊りながら書きます。
また次回👋🏽
コメント
2件
最高でした。続きが楽しみです