テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
場地が帰らぬ者となってから○○は気がおかしくなってしまった。
前は明るく愛嬌のある子だった。
でも、今では暗く誰とも関わろうとしなかった。
でもそんな○○を元気付けたく東卍のみんなで努力をした。
そして過ごしていくうちに三途春千夜に自然に惹かれていく…
今では東卍は解散して皆普通の生活を送っている。
そんな春千夜は前の大人しい性格からガラッと変わってしまう。
でもそんな春千夜でも愛してくれるならそれでいいと思っていた。
ザーザーっと雨が降る夜
○○「雨降ってる…春千夜との約束もあるし急いで行こう」
今日は記念日だから春千夜の家でご飯を食べる約束をしている。
楽しみで雨なんて気にもしなかった。
ケーキの入った箱を片手に鼻歌を歌いながら向かう。
気分が良くあっという間に春千夜の家に着く。
ドキドキしながらインターホンを鳴らす
が、反応はない。
○○「あれ…寝てるのかな、」
春千夜に前渡された合鍵を探す
○○「あった!」
ドアを開けると明らかに自分が履いたことない靴がある。
黒とシルバーのピンヒール。
ヒールの部分にギラギラと付いたラメ。
違和感がして足音を立てずにそっと部屋に向かう。
リビングにつき明らかに散乱してる春千夜の服と知らない女の服と下着。
ここで気づく。
あぁ、私は裏切られたんだと。
そして寝室の扉の前まで来ると声がハッキリ聞こえる。耳を塞ぎたいが体が言うことを聞かない。
そして______
隙間から見える。
春千夜と元カノがやっている所を見てしまった
持っていたケーキをゴミ箱に捨て家から飛び出す。
1人で人通りの少ない夜道を歩く。歩いていくうちに雨が強くなっていく。
○○(やっぱ…私には場地だけなんだ…)
頭が回らずふらふら歩いてるとし知らない男達に絡まれる。
場地がいなくなってからもう人は殴らないと決めていた○○。
男達を無視し続けるがイラついた男達が○○に手を上げようとした。
バキッ___
鈍い音が鳴る。
すると、1人の男が倒れる。
○○(あーあ…もう人は殴らないって決めてたのにな、)
もう意識がない男達を無我夢中に殴る。
すると後ろから聞き覚えのある声が聞こえる。
「○○!もうやめろ!」
すると同時に背後から抱きしめられる。
○○「まん…じろ…」
myk「もう…やめろ、もうコイツら意識ねぇよ」
マイキーに抱きしめられたから安心したのか我慢してた涙が溢れ出る。
「場地の変わりになる人なんて居ないんだ!泣」そう叫ぶ○○。
「当たり前だ!場地は場地だから。
でも、場地見てぇにお前を大切に思ってる奴は居るんだ…。」
泣き続ける○○にマイキーは言う。
「俺がお前を救ってやる…」
コメント
1件
とりあえず、パッと思いついたやつを…🥺 メインではないストーリーなので好評なら続き出すかな…;;