阿部は、ぬくぬくとした毛布の感触が気に入って、まだ裸でいた。目黒が風呂場に入ったので、そろりと手を這わす。さっき、目黒が触った阿部自身に。毛布が汚れたら大変だから、剥ぐ。ソファの背に掛け片足をその上に乗せる。
阿部ーんっ・・ふっ・・っ・・。
いけないのに、両手で持ち扱く。
先端から、透明な液が出てくる。
阿部ーはぁ・・いい・・。
阿部ーあぁ・・めめ・・いい・・。
目黒ー舐めてあげようか?
阿部ーやっ・・見ないで・・。
目黒ー見ちゃったし。
阿部ーんっ・・んっ・・。
目黒ー何で泣くの?
阿部ー恥ずかしいのと・・しないって言ったのに、我慢出来なくて。
目黒ー可愛いだけだし。
阿部ー嘘!呆れてるでしょ!
毛布を剥ぐと、正座してうつ伏せになってる阿部。
目黒は阿部の後ろから覆い被さり、耳元で囁く。
目黒ーそのまま手を前に付いて、四つん這いになって?
阿部ーんっ・・。
目黒ー後ろ、舐めてあげる。
阿部ーやぁ・・んっ・・ん〜ん。
目黒ー言って?
阿部ーめめが欲しい。
腰を振り催促する。
笑いながら、目黒は阿部の後ろに指を挿れていく。
気に入らないようで、腰を振る。
目黒ーやっぱり、阿部ちゃん、いやらしいじゃん。
阿部ーばか。早く。
目黒ー自分で広げて?
阿部ーめめ!
目黒は、ジェルを蕾にゆっくり塗っている。
唇を噛み締めながら、両手でお尻に手をかけ、開いていく。
阿部には見えないが、目黒がニヤリと笑い、ゆっくり挿れていく。
阿部ーはぁ・・もっと・・奥・・。
目黒ーふふふ、これでしょ?
阿部ーあっ・・あっ・・それ・・いい・・。
阿部ーそこ・・もっと・・あっ・・あっ・・。
目黒ー凄く締まる。気持ちいい。
阿部ーいい?・・俺も・・凄くいい・・あっ・・だめ・・だめ・・。
目黒ー追い上げるよ?
阿部ーはぁ・・イク・・イク・・だめぇ・・はぁはぁ・・。
今、毛布を洗っている。汚してしまった。目黒と阿部は風呂に入っている。目黒は、風呂に入ってなかった。阿部の痴態を眺めていた。
あまりに、いやらしく、可愛くてそばまで行ったのだ。
阿部ー明日は温かい格好で行ってね?
目黒ー雪?
阿部ー降るかもね。
目黒ーかもって、あてにならない予報士さんだなぁ。
阿部ー勉強します!
2人は白い雪の世界も、お気に入りなので、楽しみにしながら眠りに付いた。
完