※主の妄想や好みで書いたものです
※魔人任務第三章第六幕(間章第一、三幕)まで終わっています
※魔人任務第三章五幕「虚空の鼓動、熾盛の劫火」、間章第三幕「伽藍に落ちて」を含みます
※口調などはPVや任務で考えていますが相変わらず迷子
※
※なんでもありな方向け
※pixiv小説を真似てみているので見にくいです
以上が大丈夫な方はどうぞ
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「嫌だ、どうせ教令院の計画に参加するつもりなんでしょ」
私はファデュイ執行官第零位「番人」グアラディアノだ。女皇様の命令で草神の神の心を取りに来ているのだが、ファデュイ執行官第二位「博士」ドットーレが教令院の計画、「神を創る」という計画に参加したいらしい。元々、神を創るのは私だったんだけど。
「ドットーレの研究と私の力、それと神の缶詰知識があれば神なんていとも簡単に作れるけど、スカラマシュに何をするか分からない。」
「少し細工をするだけさ。私がアーカーシャを少しばかり改造したようにな。」
皆もご存知の通り、こいつはヤバい奴。こいつはファデュイの中でも一番イカれてると思う。
「人体実験をやってるドットーレだから。私みたいに、スカラマシュにも実験をしてるのでしょう。」
「嗚呼。だが今回は傷つけない。今回はお前が神を創ると約束をした。私は裏で手を貸すだけ、それに、散兵を傷つけるとお前が煩いからな。」
勿論散兵の事を愛してるからね。お前が散兵を実験体にしたと聞いた時はもの凄く焦ったんだから。何度お前に叱ったことがあると思ってんだこの馬鹿。
「まぁ、参加してもいいよ。ドットーレの研究は信じていいモノばかりじゃないけど。」
「私はあくまで裏で手を貸すだけだ。今回は信じて貰っても良い。」
……本気?いや、お前はダメだな。ちゃんとこの目で確認しなくちゃね。
「…見てから決める。ドットーレはスネージナヤパレスに戻ってロザリンに会ってくれば?」
「お前は来ないのか?」
「道化が居るもの。私が行く必要ない。」
「ふん、全員お前に逢いたがってるぞ。」
私に逢いたい?…何も無いけど。
あ〜……
「私の”仮面”の下が久しぶりに見たいのかしら?」
「そうかもしれんな。」
私は顔を隠す為に仮面を被る。誰にも破れないように深く深く、固く。恨みや怒り、憎悪が詰まった鎖のように私の”心”に絡みつく為の仮面。そして……
「私はこの仮面を被っている時だけ、普通を装うことができる。もし仮面を外れてしまったら…」
ふん、それ以上は秘密だから。
知りたいなら誰にも破れない硬いこの仮面を破ってみなさい?
私の仮面は、私の心を一時的に癒すモノ。この仮面はいつも私の心を支えてくれて、誰にも分からない哀しさと怒りと戦って苦しんでいる慈悲深きモノだからネ。
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ファデュイ執行官第零位「番人」こと夢主であるグアラディアノ
散兵のように哀しき過去を持つ執行官。
炎元素の神の目を持っている。
幼女と少女の真ん中くらいの背であり、腰までの長い白髪に心の怒りが露わになったような緋色の瞳。目の上には魈のような赤い化粧。
美貌な姿であるが普段は黒く赤い心護座の仮面を被っている。
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