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「好きです、付き合ってください」
学校帰りの放課後、僕は告白した。相手は1年上の先輩。告白なんて初めてだから、緊張して顔が暑い。先輩は少しぽかんと驚いていた。
「いいよ」
先輩は微笑み言った。思わぬ返事にびっくりした。まさか承諾を得るなんて。あまりにも間抜けな顔だったんだろう。先輩は少し不思議そうにしていた。
「お願いします!」
慌てて言ったため、先輩は少し笑っていた。その笑顔は天使そのものだ。
「なんや、お前先輩と付き合ったんか」
付き合った次の日。僕は友達の凪君に僕達が付き合ったことを話した。
「そうなんだよ〜」
ニコニコしながら頷いた。
「男同士で付き合うもんなんやな」
凪君は奥の方を見た
「隆人ー!こいつら付き合ったらしいで」
凪君は隆人に話した
「そうなん」
隆人は興味なさそうだった。
「じゃあ、俺達も付き合おうか」
凪君は真面目に
「は?なんでそうなるねん」
隆人はキレ気味に答えた
「別にいいけど」
驚くことに隆人は頷いた。隆人は男と付き合うことに抵抗はないのか、隆人のことだからきっと口論がめんどくさいのかもしれない。
「やったー」
棒読み気味で嬉しそうな顔。冗談なのか本気なのか難しいところ。
「じゃあね」
二人が盛り上がっているから、ここで離れようと思う。
「またね!」
凪君は笑顔で答えた。
付き合ったら何をするのか僕自体わかっていない。僕の通っているところは男子校。男同士のカップルも一人や二人いるだろう。噂によれば2組の京君と相夢君が付き合ってるらしい。あまり話したことないけど聞いてみよう。
「真くんじゃん、どうしたの?」
2組に行ってみたら2組の恭介君に話しかけられた。
「えっと、京君と相夢君っている?」
恭介君は教室の方を見て大声で呼んだ。
「京!相夢!真君が読んでる!」
京君と相夢君はキョトンとしながら僕に近づいた。
「どうしたの?」
京君はにこっと笑ってくれた。
「えっと、君達付き合ってるの?」
「え!?」
最初に反応したのは相夢君だった。今まで無口でポーカーフェイスだったのに話をした途端一気に顔が赤くなった。
「ど、どこで聞いたの?!」
相夢君は必死に僕に聞いた。
「ど、どこって…」
僕が返答に困っていると京くんが話した
「ああ、それなら俺が広めた」
それがどうしたの?と言わんばかりの清々しい顔。相夢君は更に顔が赤くなって京くんを睨んだ。
「あれ?だめだった?」
京君は焦っていた。
「いいけど…*恥ずかしいじゃん*…」
相夢君は俯きながら言った。
「ええ?可愛いなぁ」
京君はまるで子犬を見るように相夢君を見ていた。京くんが相夢君とイチャついていて僕の入るスペースがなかった。もう諦めようかと思ったら京くんがあ!っと声を出し思い出したかのように僕を見た。
「君!俺達になんか用?」
愛嬌のある笑顔で僕に聞いた
「お、男同士で付き合ったらな、何するの?」
なんだか一気に恥ずかしくなってきた。京君は少し考え込んで言った。
「デートかな?」
そう言って二人はどっかに行った。今度の休みに先輩にデートに誘おうとおもう。