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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
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- shp side -



さらに時は流れ、中学三年生の夏休み最終日。


俺らは相変わらず2人で一緒にいた。



「なあ、shp…?」


「ん?どしたん。」


「いや、あのぉ、さ、…」



突然ciが話しかけてきたと思いきや、何故か1人で気まずそうにしている。


「しょっ、shpは、高校どこ行くん?」


ごく普通の質問に、話しにくそうにしていたからなんだと思ったらそんなことか、と思った。


が、ciにはただ事ではないようで、


「俺は…どうしよかな…」

「別に大して行きたいところがあるわけじゃないから、近くの高校にすると思うけど。」


「そういうciはどこ行くん?」


「お、俺は…」

「こ、国立高校の受験する予定なんやけど…」


「マジ?!そうなんや…がんば!!」


「う、うん。その事なんやけど… 」

「shpも一緒に受験しない?」


「え?は?お、お前…自分が何言ってるか分かっとる?」


「う…わ、分かっとるけどぉ。」


「え、逆になんでciはそこ受けるん?」


「え?ああ、お母さんがそこ受けろってうるさくて…」


「なるほどなぁ…ciも大変なんやなぁ 」


「で、どう?!う、受けるだけでもいいから!!一緒に勉強してくれへん…?」


「えぇ…?」


さすがの俺でもこの頼みには渋った。


なんせこんな一般人が、友達が行くから俺も行くわ!!のノリで受かれる場所では無いからである。


それに、こんな夏休み終盤から勉強を始めたところで、本当に時間が足りるのか、と疑問に思ったのである。


ただ、あまりにも必死なciに少し同情してしまった俺は、


「まあ…実際に受けるかは分からんけど、一緒に勉強してやるくらいなら、ええで。」


「マジ!?やっぱさすがshpだわ!!持つべきものはshpなんやなぁ。」


なんか少しおだてられた気もしたが、あんなに困っている友人を見殺しにするわけにもいかないので、俺は 勉強くらいなら、 と了承してやることにした。




ここから、俺とciよる、受験のための猛勉強が始まったのであった。
























短くてすみません。


また最近リアルの方が立て込んでおりなかなか更新ができておらず、3日ほど遅れてしまいました。


大変申し訳ございませんでした🙇‍♀️


次回からはきちんと予定通りに投稿できるよう、精進致します。







𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ⇝ 2025/3/29 (金) 予定

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37

コメント

4

ユーザー

すげー楽しみ!! 楽しみ待ってます!

ユーザー

投稿してくれるだけで嬉しいので全然自分のペースで投稿してください!

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