やきもち妬き

永瀬明良、母の兄

支所に勤めてる。

私は叔父に任せた葬儀

左手首に包帯を巻かれた。

長袖のワンピース。

父も支所の仕事してきた人。

小さな会社も創ってた。

弟の天野亮が社長をしてる。母と私は苦に困らない生活をしてる。

警察の警護を付けた叔父達

悪いな…永瀬さん。

夏生ちゃん。おいで。

律子叔母と傍にいた。

支所の職員が。近所付き合いしてた母のご夫妻

夏生ちゃん…

１人の人物が仏を拝ませて欲しいって

叔父達が誰なんだ？…

線香を立て。チーン

手を併せた。

夏生？…聞いてるのか。

いいえ…聞いてません…

天野荘司の娘さんでしたね。

矢沢大悟の父です。娘さんに我が儘な息子を預けた…すまなかった…

封書を出された…

受け取れません…

私がどんな思いしてきたのか一年つきあってきたのに暴力受けられました…

別れたいって言ったら叩かれた事を話した。

これは慰謝料として受け取って欲しい！…

優しそうな矢沢さん…

叔父の永瀬さんが

良いですか？…それ受け入れますよ。夏生が仏壇の前で自殺未遂しただよな！…

え？…

叔父の天野亮も告訴しても良いのか。夏生を追いつめたのはあんたの息子だろ？、何故来ない…

天野家は兄がずっとリフォームして来た家だ。

亡くなったら、家内と娘夏生が結婚したら住めば良いって笑いながら話したら。

奈美子さんが

馬鹿みたいな事言わないでよ、今からそんな事言って

倒れたらそのまま逝った、天野荘司

怒る事もしない。愚痴は仕事だけだった。娘を溺愛してきた。

奈美子が支所に就いた時。

兄様？…

天野気になるのか？…

眼鏡外し、

永瀬さんに挨拶された。奈美子さんと付き合ってみたいって告白された。

その当時お手伝いさんが2人いたっていう。

３代目ついてきた家だ。

いろんな事思い出す。母さんが話してくれた。

母が心臓病を患い。お父さんの事言ってくれた…

よほど天野さんも独りっぽちが寂しかったじゃないのか…

やっと女の子授かったって永瀬さんに知らせたって

夏に産まれたから永く生きて欲しいって夏生に決めたって笑いながら話してくれた。

奈美子がお手伝い解雇して欲しいって

手が荒れる。好き嫌いないなら任せたら。

人々に愛想笑いしてた母が

父が亡くなったら、夏生まで大学に行き、好きな人と暮らしたいって出ていく？…

葬儀も終わり。

私は実家に戻ってた。

警察の警護も接いでた。

叔父に連絡し、私は解雇して欲しいだけど…

天野亮も

姪が警護いらないって言ってきた。永瀬さんどうすれば良いんだ？

警護の刑事か？…

真面目な人ですよ。

いくつだ？…

40に近いかな。

見合いさせろって

ええ！…相手は警察だろ…

いいよ。相手に聞いてみる。

仕事に手がつかない。亮叔父が

何？…叔父様？…

広い家一人で住まいするなら見合いしてみないか？…

お前も三十路になったのか？…

うん…良いよ。会うだけなら…

決まったら教えなさい。

天野亮もまだ再婚してない。

兄の子供と結婚出来ない…恨まれて出てくるからな。

社長？笑っ

縁故が濃いすぎますよ笑っ