コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
🗽side
彼の優しさが嬉しくて、自分のことばかり考えていたことが恥ずかしくて、涙が止まらない。
🍈「18号!?ごめん!泣かせたいつもりじゃなくて!!!」
メロちゃんが慌てて声をかけてくれる。涙が止まらなくて、まっすぐメロちゃんのことを見れないけど。きっとすごく私のことを心配してくれてるのはわかった。
私はいつもあなたのおかげで幸せだよって、 いつも気にかけてくれるあなたの優しさにすごく救われてるよって、言葉に出来たら。
🗽「メロちゃんが‥すき‥っ。 」
🍈「やばい何言ってるかわからないぞ‥!!」
🗽「め、メロちゃん、がっ、すき… 」
🍈「無理して喋らなくていいよ!!!ほんとにごめん!」
🍈「落ち着いた?」
一頻り泣いたあと、彼が話しかけてくれる。落ち着いたことを伝えるために首を縦にふった。
🍈「よかった…」
ホッと一息を着く彼を見ながら、私は自分の気持ちについて考えていた。
私のためにこんなに一喜一憂してくれる彼のこと。
彼にいつもしてもらってたこと。
日頃からありがとうって思っていたけどそれだけじゃやっぱり足りなくて。
まちこ達には申し訳ないけど、もう少し、キャメロンさんと二人で話していたいと思ってしまった。
🍈「18号のこと泣かせたとばれたらまちこさんにドヤされちゃうな…」
コロコロ変わる彼の表情を見ていると、好きだな…って考えてしまう。
あ、そっか。
私、メロンちゃんのことが好きなんだ。
🍈「じゅうはち?」
自覚をしてしまうと、心がスっと軽くなるのを感じた。
🍈「ちょっとまってね、YESかNOで答えられる質問考えるから…あ、お腹空いた?とか?」
私がじっと見つめてたからか、見当違いなこと言ってくる彼。
頭の中で悪魔が囁いてくる。
どうせメロちゃん好きしか言えないし。何言っても伝わらないから、何でも言ってしまえば良いのでは…。
🍈「正解?じゅうはちのこと教えて?」
ニコニコしながら聞いてくる彼に、思わず笑が零れる。今なら何言っても伝わらないし。少しぐらい正直になってもいいかな?
🗽「私、キャメロンさんのことが大好きだよ」
🍈「ゑ」
表情が固まった彼に気づき、声に出してみる
🗽「あっ。あー!喋れる!!!!???」
🍈「あ。え、あよ、よかった!!!!? 」
🗽「ほ、ほんとに!!!!よかった!!!!」
🍈「ね!!!よかった!!!!!?」
勢いで喋っちゃったけど、こ、これ伝わってるよね?いやわからない、メロちゃんが何を考えてるかわからないけど!!!なあなあにできるならこれはこれで!!!
🗽「ま、まちこりに連絡しないとだね!!!」
🍈「ほ、ほんと…。」
メロンちゃんが携帯を取りビデオ通話をオフにする。いまきっとまちこりに連絡してるのかな??逃げきれたかもしれないこのまま。
あ、もしかして伝わってなかったとか???それならそれd
🍈「あのさ。さっきの事なんだけど。」
🍈「俺は、じゅうはちのことそういう意味で好きなんだけど。18号も同じってこと?」
控えめな彼の言葉にドクドクと心臓の早まる音が聞こえた。
…逃げられない。