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死ネタ注意報
今日、昼まで寝ていたら
急に電話がかかってきた。
電話は珍しくないけど
電話がかかってくる前にかなり
メールが入ってたからびっくりしたのだ。
ずっと寝てたから、気づいてなかったけど。
俺は電話に出た。
黄「 …桃、くん 」
黄の声だった。
電話越しでも、その声は震えていて、
泣いているのだと分かった。
俺は、焦った。
黄が泣くなんて、よっぽどだから。
桃「 …どしたん? 」
「 なんかあった? 」
そう、聞いた。
でも次の言葉を聞いて
俺は後悔した。
“ 聞くべきじゃなかった “と。
黄「 …青、ちゃんが… 」
「 交通事故で、ッ… 」
理解に苦しんだ。
青が交通事故?
無事なんだろ?
なんで電話なんか。
って。
でも、言葉も失うようなことは
その次の言葉だった。
黄「 …呼吸、止まったらしくて… 」
「 心臓、動かなくて、 」
「 ……五分前に、亡くなった…って 」
言葉が出てこない。
今すぐ、青に会いに行きたいのに
体は動かない。
声も出なくて、頭も上手く回らない。
青が死んだ?
心臓が止まって息も止まって。
この世に、もう居ないのか?
昨日、一緒に飲み明かしたのに。
そう、俺が昼まで寝ていたのは
朝方まで青と居酒屋で飲んでいたからだ。
” また今度、一緒にゲームしようぜ “
って、言ったばっかりだった。
” これからの活動も全力で頑張ろ “とか、
” 黄くんの誕プレ何にする? “とか
他愛ない話を一日も前じゃない時間に
二人で話したんだ。
なのにあいつはもう居ない?
信じられるか
黄「 今すぐ、××病院に来てください 」
俺は返事も出来ずに
電話を切り、服を着替え
二日酔いで痛い頭を抱えながら
急いで病院に向かった。
病院に着いた時には
青の顔には白い布が掛けられていて
それを囲んで、四人は俯いていた。
黄と赤は泣いて、
橙は拳を強く握りながら、
返事をしない青に「 なんで 」って言って、
紫くんは絶望したような顔で俯いていた。
俺はそんな四人を見て何も出来ずに
青に近づいた。
桃「 …青、目を開けろよ…ッ、 」
「 いつもみたいに、笑かしてくれよ 」
でも、青はもう目を開けない。
起き上がることすらしない。
ただ灰になって逝くだけ。
本当に人の死とは残酷だ。
青の死を通して
それを学んでしまった。
本当に、ごめんなさい。
内容が重すんぎ。
コメント
11件
え神ですか????? ブクマ&フォロー失礼します
うわぁ…🥺好きだ☆ってみてたらまさかの抹茶プリンさんのサブでビックリ笑 本当に書き方神&天才すぎますって… 発想の神と付き合ってるのかと(?)
重くても大丈夫ですよ〜!好きなので(( 人のタヒって直ぐに受け止められないんだろうな、、