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4 - 逃避行(サフィイア)

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2023年10月28日

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サフィイア→アハト刑務所から抜け出して生きてる設定


イアが団長とマシューの会話を断片的に聞いたのが始まり。


最終的には___



イア「……団長が俺らを探してる」

アハトから逃げてきてしばらくたった頃にイアはそう言った。


「急にどうした?」

イア「この前……団長とマシューが話してるのを聞いたんだ」

「……どこで?」


団長にはあっていないはず…。


イア「黄昏行った時」

「あの時か……」


少し前に黄昏の森に行った。その時の別行動でイアは団長とマシューを見かけ、話を盗み聞きしたらしい。


その内容は簡潔にまとめると“俺らを探してる”というものだった。


その“探してる”をどう取るかで選択肢が変わる。


・仲間、家族として受け入れたいから探してる


・情報を持ってるから生かしておけない、失敗もしたんだから痛めつけて殺す


どちらをとるかでかわる。


俺らは団員時代の生活を振り返った結果…


【・仲間、家族として受け入れたいから探してる


➤情報を持ってるから生かしておけない、失敗もしたんだから痛めつけて殺す


相手の考えの考察はこれでいいですか?

➤はい ✳いいえ】



「……__」

俺らは……。




その日の夜俺らは紙で会話した。

盗聴器が着いているかもしれないからだ。



“どうするんだ?”

〈団長に殺されるなら……〉

“ここでいいのか?”

〈綺麗だろ?〉



“ずっと一緒だな!”



「はは…あの時の約束が…ほんとになるなんてな…」

イア「…?」

「初対面」

イア「……あ…。…だってさ…お前の顔“また失うのは嫌”って顔してたもん」

「……そうか…」


確かにあの時…俺は全て失っていた。

まさか、顔に出てたなんて…。


でもあの時おれは“うれしい”って感じた



俺は遺書を残さない。


遺す理由なんてないからだ。


親族は誰もいないから。



イアも遺さないと言ってた。




靴だけ置いて…俺らは堕ちる



「……いくか?」

イア「いこうぜ」


「「おちようぜ」」 



崖下からは“グチャッ”と言う音が聞こえた。

ここは自殺の名所。

よくあること。


世界からたった2人消えただけ。


世界は何も変わらない。


死ぬとき、笑顔で散れた2人は



 本当の幸せを知って死んだのでしょうか?


END1*心中

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