前回中途半端なとこで終わっちゃった…
今回も頑張っていきます!
ノア「バスタードミュンヘンの哲学は超合理性だ」
ノア「勝つための数値を持つ人間をレギュラーに選ぶ」
ノア「トレーニング結果や試合でのデータを基に、ここにいる21名中」
ノア「上位11名に入れば試合で使うし」
ノア「それ以下は使わない」
21位潔世一
ノア「バスタードミュンヘンは理で勝つチームだ」
潔「くっ…」
凛「潔が最下位…」
潔が最下位ってことはないはず…
だって順位下から2番目ぐらいだし。
多分ブルーロック内での最下位は坊主頭だな。
「…!?あれ?俺12位?」
3位國神練介
「ありゃ、これは想定外ですね」
練習
五十嵐「うわっ!潔に抜かれた!」
潔「うっし!」
ドイツ棟4人部屋
「結局、國神くんは何も話してくれないの?」
潔「うん、ワイルドカードの話聞きたいんだけどね…」
氷織「でも身体能力爆上がりしてんねやろ?」
氷織「ヨシヨシ」
凛「ウトウト…」
「シュートSオフェンスSスピードA」
「総合評価A」
「チェックするか?國神練介のデータ」
潔「おう、サンキュ黒名」
黒名「ん」
黒名「それより、その子誰?」
氷織「ん?」
黒名「ずっと撫でてる子」
氷織「あぁこの子?」
氷織「凛っていうんよ…」
黒名「凛…」
黒名「俺、黒名蘭世」
黒名「よろしくよろしく」
凛「フン」
氷織「あ、こら」
氷織「無視したらあかんやろ」
凛「知らない」
黒名「人見知りか?」
氷織「うん…まぁそんな感じやね」
「雪宮剣優って言います、よろしくね」
雪宮「凛くん」
凛「…」
氷織「も〜…」
黒名「氷織にべったりだな」
氷織「可愛いやろ?」
黒名「可愛い可愛い」
凛「は!?可愛いってなんだよ!」
氷織「可愛いやん」
凛「うるせー」
ピッ
黒名「!潔…どこ行く?」
潔「ちょっと、マスターのとこ」
凛「俺も行く」
潔「凛も来るか?イヤホンつけて来いよ」
凛「分かってる」
潔「失礼します、ノア」
ノア「なんだ…」
潔「どうしたら俺はランキングを上げられますか?」
なんだそんなことか。普通にトレーニング頑張れよ。
…それでも駄目だから聞いてんのか。
暇だなぁ。ていうか、潔の武器ってダイレクトシュートだったんだ。
ノア自分から考えさせようとしてんのか?
分かんね。やっぱ世界一は難しいな…
そういや俺の武器ってなんだろ、
考えたこともなかったな。
ノア「…で、お前はなんだ?」
凛「え、」
潔もう終わったのかよ。
凛「…潔、出てって」
潔「、分かった、先部屋戻っとくな」
凛「うん」
ウィーン
ノア「聞きたいことは」
凛「どんな人が世界一になれる?」
ノア「お前はどう思ってる」
凛「俺は…」
凛「俺みたいなやつは無理だと思う…」
ノア「お前はどんなやつなんだ」
凛「愛を注がれてない…から…無理だと思う」
ノア「…はぁ、」
は?人の話聞いてるときにため息つくか?普通。
ノア「カイザーに聞いてみろ」
凛「誰それ」
ノア「カイザーの部屋までの地図」
凛「…ありがと」
ウィーン
凛「ここ?」
ウィーン
「!」
あ、あれか?
カイザー「なんだお前」
カイザー「人の部屋にクソ入るな」
凛「ノアに相談したらここ行けって」
カイザー「ノア?」
凛「で、聞きたいことあるから」
カイザー「…話せ」
凛「、愛されてなくても世界一になれるか?」
カイザー「…なれる」
凛「なんで、お前に何が分かる」
凛「なんでなれるか説明しろ」
カイザー「現に俺が今活躍できてるからだ」
凛「は?」
カイザー「俺も愛されずに育ってきた」
凛「なに意味わかんねぇこと…」
カイザー「思い出したくないんだ」
凛「ッ」
凛「俺、母さんが病気で死んだんだ」
カイザー「…は?」
凛「元々医者からは治すことが難しい病気だって言われてた」
凛「それで4年前に母さんが死んだ」
凛「そしたら、親父、母さんが死んだの俺のせいにしてきやがって」
凛「毎日、お前のせいでッお前のせいでッ」
凛「って暴力受けた」
凛「けど、3ヶ月前にちょうど幸せな時間はなくなった」
凛「俺が腹減ったっつったら、盗んでこいとか、酒盗んでこいとか」
凛「無理なお願い全部やった」
凛「服だってくれなかった」
凛「こんな俺でも、サッカーで輝けるか?」
カイザー「…」
凛「おい、聞いてんのか」
カイザー「俺と…同じ…?」
凛「…同じ?」
カイザー「俺と、同じだ」
凛「は?」
カイザー「俺と過去が同じ」
凛「…嘘だろ?」
カイザー「だから世界一になれる」
凛「…ありがと」
凛「またな」
カイザー「あぁ」
…俺と同じヤツ…
俺と同じ…
あいつ…いいヤツ?
まぁ今はどうでもいいな。
今はドイツ棟に戻ることを考えないと。
凛「ていうか今ここどこだよ…」
広すぎて分かんねぇ…
「…あ、凛やんけ」
凛「…あ?」
烏「なんでこんなとこおるんや?今はドイツ時間やろ」
凛「…うるせー」
烏「…迷ったんか?w」
凛「…だったら?」
烏「しゃーないなぁ」
烏「案内したる」
凛「チッ」
烏「ここや」
凛「、また」
烏「あぁ、またな」
ウィーン
氷織「あ、遅かったやん」
凛「ちょっと…」
潔「どうしたんだ?」
凛「…迷った」
氷織「迷ったん?」
凛「そうだっつってんだろ」
氷織「かわいいとかあるなニコッ」
凛「黙れ」
潔「じゃぁもう寝るか」
氷織「せやね」
黒名「おやすみおやすみ」
氷織「おやすみ〜」
どうでしたか?ちなみに凛ちゃんは氷織んに抱かれながら寝ました!
またね〜
コメント
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僕も凛ちゃん抱きしめたい! カイザーも凛ちゃん気に入ったかな?