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🍫│ん~…よく寝た、…あれ、?なんか視界がぼやけてる、?寝起きだからかな~…顔洗お~っと、


私は朝起きたら視界がぼやけて見えた。顔を洗えば戻る、と重い眠い目を擦りながら洗面所まで歩いていった。


じゃーッ、

🍫│っはっ、っ…?あっれ…おかしいな、


じゃーッ…きゅッ、

🍫|…あれ、?


何回顔を洗っても視界が戻ることはなかった。別に見えなって訳じゃないからその日はそのままにした。


🍫|それよりご飯~♪


*じゅー*とキッチンの方から何か焼いている良い匂いがした。その匂いにつられていった


母|おはよう


🍫|おはよ~…


コトっ

テーブルに置かれた朝ご飯からは湯気が出ていた。


🍫|うわぉ!おいしそ~!いっただきまーすっ!


……


🍫|行ってきま~す!


…視界がまだぼやけていた。


🍫|ん…




先|…でここがこうであるから~


🍫|っ……


朝よりも見えずらくなった。黒板の字も見えない。


🍫|~~っ、


目をこらしてこらしてすると後ろの方からぷつんと何かが切れたような音 がした。それと同時にフワッと軽い…まるで宙に浮いて るような気分になり気絶した。

🍫|あ、

ゴンッ!

🍪|🍫!?


先|おい🍫!?だれか保健室の先生呼べ!



🍫|、ここどこ…?


暗い、目を開けたつもりだったが閉じたままだったらしい。視界が真っ暗だ。


🍪|🍫!私がわかりますか…?


🍫|ごめん、🍪今目開けられない〔笑〕


🍪|っ!?なに…いってるんですか、?


🍫|、?何?


🍪|🍫…今目…開いてますよッ…


🍫|へ?


目をあけている。その言葉が信じられなかった。なぜなら私は今、 何も見えていない暗闇だからだ。


🍫|ちょっと、たちの悪い冗談はやめてよ、


がらがらがらっ

医|目が…さめたんですね…私が、わかりますか、?


🍫|…わかりません。


医|…そうですか、。


🍫|貴方だれなんですか…?あの、私目が見えないんですけど、どうしてですか?目、開けれないだけですよね…?


医|落ち着いて下さい。まず、私は医者です。貴方は授業中に倒れたんです。わかりますか、?


🍫|…わかりません、


医|…何か変な音がしたりしませんでしたか、?


🍫|…!そういえば、何かキレるような…ぷつん、と言う音が…


医|やはり…


医者は少し間を開けゆっくりといいはじめた


医|いいですか?貴方は 目が見えなくなったんです。


🍫|…へ、、?


医|ストレスをためすぎたようですね。目が限界を迎え目からの映像を送る線が切れてしまったようです。


私はしんじがかった。しかし、今私がその状況にいる故信じる他無かった。


🍫|そう、ですか…、一つ聞いて良いですか、?なおるんですか?


医|最善を尽くしますっ…


私は医者が男か女かすらわからなかった。しかし、そんなことよりも直るのかが聞きたかった。だが、最善を尽くしますと言う言葉に私は震える声で返事をすることしか出来なかった。


入院して早二週間が過ぎた。何も見えないのはとても怖いがだいぶ慣れてきたような気がしてきた。


🍫|ん~…


私が暇を持て余しているとソーセージの匂いがしてきた。昼食だと直ぐにわかった。


看|ご飯ですよ。


🍫|今日は…ソーセージ?


看|正解!あとはスープと……


私は目が見えず、ご飯を上手く食べることさえ出来ず、看護師さんにやってもらっている。これはまだ慣れなくちょっぴり恥ずかしい。


🍫|~~♪


🍪|何かいてるんですか~?


🍫|てんじを覚えたから日記をつけるの!


そう言いながら点をうっていく。


一日目

今日はオレンジがあって嬉しかった。のあさんも毎日来てくれる。


二日目

点字も慣れてきた。たまに目の奥がいたむ。



十日目

今日は温泉に行く夢を見た。夢では目は見えていた。



二十三日目

目の奥がいたむ事が増えてきた。辛い。


🍫|うん、かけてる…


そうつぶやきながら自分で書いた日記を撫で日記の上に頭を乗せた。


キーンッ!!

🍫|ぅ”ァッ!?


耳からキーンと言う音がなり、頭をハンマーで殴られているような感覚になった。ズキズキと痛む頭を抑えながら手当たり次第にナースコールを探し押した。


看|大丈夫ですか!?


看護師は私をみつけると同時にずくに医者を呼んできた。少しすると痛みははれてきた。


🍫|…


医|これは、耳までも…


🍫|耳も…聞こえなくなるんですか?


医|かもしれません。目が見えないストレスで、…


医者はそう言い残し去って行った。耳が聞こえなくなるかもしれない。そう考えるだけで怖くなった


🍪|🍫…



三十日目

耳がキーンとなることが増えた。


三十一日目

耳が遠くなった。



四十日目

頭が割れるように痛い。耳もちぎりたい。



五十日目

耳を斬りかける看護師に怒られた。楽にして


🍪|🍫!🍫の好きなチョコ買ってきました~!


🍫|ナイス~!


🍪|うまぁ~!



🍫|ん~!うまっ!…いっ、


いつなるかわからない頭痛に悩まされていた、


🍪|大丈夫ですか!?


こんなに気を遣わせちゃった。


看|大丈夫です!直ぐ直ります!


直る、そう言われてるけど自分の体のことは自分がよく知っているんだ。もうこれは直らないと。


🍪|🍫早く退院して温泉いきましょうね!約束ですよー!


🍫|っ…


目の奥がジーンと痛い。目の奥から涙が垂れてくることがわかる。


🍫|うんっ…!絶対、絶対行こう、!


🍪|ぇぇっ!泣かないでください~!



六十一日目

生きる希望を得た。生きなきゃ



六十七日目

辛い死にたい。でも約束した。生きる



八十日目

ほとんど体が動かなくなってしまった。医者が体の神経を奪う病気にかかっていると言われた。


九十四日目

耳が聞こえなくなってきた。皆の声はどんな感じだったっけ。私は喋れている?


🍪|大丈夫、大丈夫ですから…!


🍫|おん、せん…、いくもん……ね、笑


🍪|絶対…絶対行きますから”ッ…先になんて行かせませんよ…!


🍫|そ、だ……ね、


自分が何を喋っているのかはほぼわからなかった。


🍪|そうだ、あのね、◯◯ちゃんがね…リボンをつくってるの…とっても上手なんだよ…だから、だからッ…!


🍫|うん、す…ぐ、、、たい…す…、ら、…


九十八日目

🍪ごめんね。なにいってるか、もうよくわからないんだ。私ヘレン・ケラーみたい?笑でもね、もう、体を動かす力もないの


九十九日目

手術、頑張るね。皆の声、顔を見せて、聞かせて。もう聞きたくない見たくないってなるくらいみたいの。感じたいの



百日目

🍫死亡



🍪|うぁぁぁぁッ”🍫っ…🍫ぉぉっ、”温泉にいぐって”ッ、


看|あの、これ、🍪に、って、


それは一つの手紙だった。


🍪へ


これを読んでるってことばも私は死んでるのかな…?死ぬ予定はないけど念には念をだよね。温泉…何処行く?私はまたあそこが良いな~。あっ!そうだ◯◯ちゃんってリボン上手なんだよね。みたいな~。目直るかな~。あのね、急に重くなるけど、私は体の神経が順々に死んでいく病気にかかってるんだ。手の神経はまだ生きてるから!てか、すぐなおすし!早く直るといいな!顔見せて!化粧…上手になったんだよね!私も化粧した~い!早く直して直ぐ戻るから!まってて!それよりも、私が先に死んだからって後を付いてきたりしないでしっかりと生きてて欲しいんだ。それだけ!幸せになれよ!


🍫より


🍪|っ…”🍫っ…


私は強く生きる


生きなきゃ


🍫のためにも


私は今日も生きるんだ



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