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赤組
りうら 攻め
ないこ 受け
吸血鬼パロ
ないこ） はぁはぁ……
俺は今全力疾走で走っている
なぜならば
吸血鬼）人間だァ……
吸血鬼） 捕まえろぉ！
ないこ）（追いつかれる前に逃げなきゃ）
俺は今までにないほど走った
逃げている道は光がなくて暗くて不気味で怖かったけれど
捕まれば何をされるかわからない
だから走った
ないこ）行き止まり!?
ないこ）嘘……
詰んだ
ないこ）助けてｯｯｯ
吸血鬼）行き止まりだ
吸血鬼）久しぶりの飯だぁ
吸血鬼）美味そうだなぁ
ないこ）ﾋｯ
軽く50体はいるだろう
こんな数の吸血鬼に吸われたら確実に俺は死ぬ
ないこ）もう……駄目だ……
吸血鬼）つ〜かま〜えt
ﾊﾞﾀﾊﾞﾀﾊﾞﾀｯ
ないこ）うぅ…………
???）大丈夫？
ないこ）え……？
???）怪我は？
ないこ）無いですけど……
???）良かった
ないこ）貴方は……
???）初めまして
りうら）りうらです
ないこ）りうらさん
ないこ）さっきはありがとうございました
りうら）いえいえ
ないこ）ところで
ないこ）あの数を一体どうやって倒したんですか？
りうら）それは秘密
ないこ）いつか教えてくれますか？
りうら）いつか教える
りうら）まぁそれまでにりうらが生きてるかわからないけど
ないこ）どういうことですか？
りうら）さぁね
りうら）じゃぁ帰るからまたね
ないこ）ちょっと
りうら）ﾀﾀﾀｯ
ないこ）待って下さい！
りうらさんを追いかけに走り、角を曲がったその先は
ないこ）いない……？
りうらさんはいなかった
空を見上げれば一匹のコウモリが飛んでいた
ないこ）あれが吸血鬼だったら襲われるな
ないこ）俺も帰るか
ないこ）（また会えるかな……）
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