第5話
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ギュビンside
俺たちは一線を超えた。
もう戻れない。
離さない。
zh「…ぎゅびな」
教室に入る直前に引き止められる。
……来ると思ったよ
kg「…はぁい」
俺が何を言っても
あんたは納得しないだろうね
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ー屋上ー
kg「…いつから知ってた?」
あんたは俺の敵
知られた以上、取り繕う気は無い
zh「…ずっと前から。」
zh「わかってたけど、黙ってた」
kg「ふ〜ん…」
わかってたなら
黙って譲ってよ。
kg「それで?」
kg「はおひょんはゆじなをどうしたいの」
俺から取り上げるつもり?
出来るわけないのに笑
zh「…気づいてるくせに」
kg「……なに?」
zh「…ゆじなが笑わなくなったのは」
zh「自分のせいだって」
kg「……」
あー。
やっぱり嫌いだ
正義のヒーローみたいなあんたが
大嫌いだ。
zh「…いつからそうなったの」
zh「どうしてそうなっちゃったの」
…どうしてだろう
kg「…知らな~い」
ただあの子の隣にいるだけじゃ
それだけじゃダメなの。
俺だけを見て欲しいの
他の誰にも、取られたくないの
zh「…笑って欲しいのに」
zh「ゆじなにも…ぎゅびなにも」
kg「…!」
zh「分かってるでしょ?幸せになれないって」
zh「このままじゃダメだって気づいてるで
しょ!!」
kg「……」
もういいよ、正論は
俺はおかしい。分かってるよ
だって俺はこの人生にあの子だけでいい
もう俺は、
あの子のいない世界を生きたくない。
kg「……普通にはもう戻れない」
zh「…!今からだって…!」
kg「無理なの 」
kg「俺はあの子が居るから生きてる」
kg「それだけ。」
あんたには一生、わかんないだろうけど
zh「…僕だって」
zh「2人が笑わない世界で生きたくない」
kg「……!」
こういう人なんだろうな
あの子の隣に並ぶのも
あの子を幸せに出来るのも。
かっこいいなぁ、はおひょんは
どうせはおひょんは
あの子のヒーローになるんでしょ。
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ユジンside
hy「……」
はおひょんが居ない。
もうチャイムが鳴るのに来てない。
嫌な予感がする。
何もしないって言ったじゃん。
はおひょんには何もしないって
約束したのに
僕が我慢するから
はおひょんにだけは
何もしないで
hy「…探さなきゃ」
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コメント
2件
うん…最高ですか!? 毎回物語の書き方が神すぎますね~💓🥰 続きが楽しみですっ🫶💕
あー最高すぎる笑 ハオヒョンとギュビニの喧嘩なのかな…?うますぎでしょ!書くのすごすぎる、