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sサイド
s「お、起きた?おはよ」
n「んぅ〜sm…?おはよ…」
s「smだよ〜w」
俺の名前はsm。
どこにでもいるような、ただの人間。
n「もうちょっとねるぅ…」
s「だ〜め。そういってもう13時だよ?w」
このかわいい生物はnr。
同じ人間で、恋人でもある。
n「う〜…」
s「唸ってもだめっ。起きるよー」
n「は〜い…だっこ…」
s「はぁ…仕方ないなぁ…」
nrを抱っこしてリビングに向かう。
n「わ〜いとんでるぅ…」
寝ぼけているのか、ぽやぽやとした雰囲気を出しているnr。
かわいいなぁ…
こんな感じの日々が、毎日続いていた。
それが普通だって思ってた。思いたかった。
ある日、いつもの日常に別れを告げる日がきた。
n「〜!!なんで分かってくれないの!smのばか!!」
s「あ、ちょ…nr!!」
毎日無理してるnrに今日くらいは休んでって言ったら、nrは家を飛び出して行ってしまった。
s「はぁ…はぁ…nr!!待ってよ…っ!」
n「っ…………」
追いかけても、背中を見失わないようにするのがやっとだった。
n「はぁ…っ…は、ぁ…っ」
でも、nrも体力の限界が来てて…
よし、追いつける…!って思ったのに。
キキーッッッ!!!!!ドシャーン!!!!!!!
s「は……………」
鉄の塊によって、君の体は宙へと舞っていった
なんで、どうして
n「ぁ…sm…っ…?…ごめ、ん…」
s「!!nr!!!」
謝らないで、君は何も悪くないんだ。
n「ぼく…しんじゃうの…か、なぁ…」
s「ねぇそんなこと言わないでよ…っ!」
n「あ〜あ…sm…おねがいがね、あるの…っ」
s「なに?なんでも…っ!聞くよ…?」
n「らいせ…っでも…ぼくを、およめさんに…してくれる…っ?」
s「!!!」
この言葉で、僕がどれだけ嬉しかったことか。
僕ともっと居たいって、思ってくれたこと。
まだ生きたいって思っててくれたこと。
来世の存在で、また一緒になれる可能性を出してくれたこと。
s「…あったりまえじゃん…っ…w」
n「えへへ…よかったぁ…」
こんな状況でも、2人して笑えた。
あぁ、嬉しいなぁ…
その後日、僕も後追いをして崖から飛び降りた。
死ぬのは怖かったけど、nrが居てくれるって信じてるから…っ
来世の僕へ、nrとは幸せですか。