ちょっと、長くなるけど
俺が、小学生くらいの時
ちょうど、小学5年生くらいの時だ
笑わなくなった原点は、そこだ
sm
「母さん!父さん!今日の夕飯は?」
母さん
「ふふっ。今日はカレーよ」
父さん
「もう少しで家につくぞー」
sm
「はーい!」
まだ、笑ってたときだった。
ちょうど買い物をして
車で帰っている途中だった
今でも、鮮明にその記憶が残ってる
父さんは、正義感が強くて
不器用だけど
人一倍優しい人だった
母さんは、真面目で
俺が努力をしてるところとかを
いつも褒めてくれる
母さん
「紫苑。宿題は終わってある?」
sm
「うん!ちゃんと終わってるよ!」
母さん
「流石、偉いわねw」
sm
「えへへ…」
父さん
「後少しだな…」
父さん
「よし…」
その時だった。
別の車が、赤信号にも関わらず
こちらに向かってきていた
母さん
「!紫苑…っ」
sm
「ぇ…?」
________
sm
「うぅ…」
sm
「!そうだ…父さん!母さん!」
sm
「!いた…」
sm
「ッ…」
その時は、車の部品とかが
体とかに当たってて
痛かったけど
父さんと母さんの方に、行ったんだ
けど
sm
「父さん…?母さん…?」
父さんは、もう息をしていなくて
母さんの微かな息も
母さん
「ハァ…ハァ……」
少しずつ
母さん
「ハァ………」
消えていった。
その時、悟った。
もう、助からない
自分の中で何かが壊れるのが
わかった。
そして、俺の笑顔が消えたのは
この時からだ
________
その後、俺は通報のおかげで
病院に搬送されて
父さんと母さんは、もう遅かった
俺だけが、残った
この時、笑顔は完全に消えていた
そして、少し経って
暫く、孤児院で世話されていたけど
その世話されていた時も
俺は少しも笑わなかったみたいだ
そして、今
高校生くらいになったし
今は孤児院の手伝いをしてる
孤児院には色々と感謝してるから
そして、今でも
俺は笑顔を皆に見せたことは
ないんだ
________
sm
「これが、笑わない理由」
sm
「無理に笑うことすらできない」
sm
「唯一…」
sm
「父さんと母さんの遺品が残ってるなら」
sm
「結婚指輪とか…」
sm
「思い出の物ばっかりなんだよね…」
sm
「笑顔という、感情だけが消えて」
sm
「今でも、笑うことができない」
sm
「だから…」
nk
「…」
sm
「…?なn」
sm
「ぇ…」
nk
「…そんな過去があったんだね」
nk
「ごめん…」
nk
「何も知らないで聞いてごめん」
nk
「ごめんね…」
sm
「…なかむ」
br
「俺もぎゅーしたい!」
kt
「じゃあ俺も!」
kr
「んじゃ俺も〜!」
shk
「えっ?じゃあ…俺も」
nk
「スマイルに謝ってから!」
nk
「俺が許可したら良いぞ!」
br
「なんでお前なんだよ」
br
「…じゃあ、スマイル」
sm
「は、はい…」
br
「ごめんね。」
br
「スマイルの気持ちも知らないで」
br
「土足で記憶に踏み込んで」
sm
「…ルク」
br
「あ!そうだ…」
br
「僕のこと、ぶるーくって呼んでよ!」
sm
「ぶるーく…?」
br
「うん!」
kt
「あ!ずる〜」
nk
「よし!ハグOK!」
br
「やったぜ!」
shk
「えーっと…じゃあ…次、俺…」
shk
「スマイル。ごめんな」
shk
「何も知らないで、むやみに聞いて」
shk
「ごめん」
shk
「あ、後…」
shk
「俺のこと…」
shk
「しゃーくんか、しゃけって呼んで」
sm
「じゃあ…しゃけ…?」
shk
「!ありがと…」
nk
「よし!許可する!」
shk
「っし!」
kt
「じゃあ…俺…」
kt
「…ごめんね。何も知らないで」
kt
「俺、何も知らないで聞いちゃったね…」
kt
「ごめんね…w」
kt
「あ!俺のことは、きんときって呼んで!」
sm
「きん…とき…?」
kt
「うん!」
nk
「よし!ktもOk!」
kt
「やった〜!」
kr
「じゃあ…最後…俺」
kr
「ごめんな。スマイル」
kr
「俺も、何も知らないで」
kr
「スマイルの記憶に土足で入った…」
kr
「ごめんな」
kr
「後…俺のことは、きりやんって呼んで」
sm
「きりやん…」
nk
「っし!krもOK!」
kr
「っしゃ!」
sm
「…どういう状況…?」
えーっと…
計4人にハグされてる…
ってことだよな…?
nk
「じゃあ俺も失礼しまーす!」
sm
「わっ」
保険の先生
「ふふっ」
微笑ましい光景ね…w
sm
「…ははっw」
皆「!」
sm
「ありがと…w皆…w」
shk
「笑っ…た…」
br
「いっ、今笑った!」
sm
「っえ?」
nk
「笑えたじゃん!」
kr
「おぉ!スマイルの笑顔そんな感じか…!」
kt
「ちなみに俺はもう見たことある」
wt
「え?/は?」
sm
「???」
sm
「…皆」
sm
「ありがと」
wt
「…」
wt
「どういたしまして!」
コメント
1件
スマイルさんにそんな悲しい過去があったとは。でも最後スマイルさん笑えて良かったです。主さんのストーリー最高ですし神です