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#再開
𝐚𝐨𝐢
87
#わからせ
20
幸せな日常が続くと思っていたのに_
「…え、蒼空…??」
「あ、楓、、。おはよ、う。」
「な、なんで怪我だらけなの、、?」
「…まぁ、色々あったんだ、よね。」
そのとき、楓の母である幸美が現れた_
かすかに蒼空の目が怯えていた。
“こいつがやったんだ。”
「お母さん、蒼空になにしたの?」
「え?なにもしてないわよ(笑)。ただの教育。あなた、犯されたわよね?」
「え…??いや、あれは僕の同意があったからなだけで蒼空はなにもしてない。」
「あらそう。蒼空さんに聞いたら全て俺がやりました。って言ったわよ。」
「…は、??蒼空、なに言ってるんだよ、 」
「…楓、お前は悪くないから… 」
「なに、そこで仲良くしないでくれるかしら。不愉快なのよ。あなたたち。」
「は?そんな言い方ないだろ。僕は、、蒼空の傍にいたいんだ、唯一の親友だから。」
「親友…とやるのね。あなたたちは…」
「そ、それは…」
「図星じゃないの、蒼空さんは海外に
行きますからね。」
「ま、まって、、なんで、、そうなるんだ 」
「あら、、楓、また守るの??蒼空さんも黙ってないで言ってらしゃい。」
「…楓の前には現れないから。だから安心してくれていいから…」
「…おい、、蒼空までなに言って……」
「わかったならさっさと離れなさい。」
「…すいませんでした、」
それ以降、学校生活においても、日常生活においても蒼空が現れる日は来なかった。
中学生では早すぎた恋、ただまだあの日を忘れられなかった_。
10年後 4月末
「はじめまして、今日からこの会社に働きます。赤坂 楓と申します。」
「…あ、赤坂…、楓…?」
「ど、どうかされましたか??」
「いや、知り合いと同姓同名でね…」
「…え、、まさか、、蒼空…?」
「…え、、?」
「…うそでしょ、、蒼空、、会いたかった」
「楓、俺も会いたかった。」
楓が抱きつこうとしてやめた。あの日の親のことを思い出したからだった。
「ねぇ、蒼空はさ、あの日、怖かった?」
「んー、自分が悪かったからね、」
「そっか、もう怖いとかの気持ちはなかったの?」
「いやあったよ。離れる恐怖とか、色々ね。」
「なんでこの会社にいるの?」
「あぁ、色々あってね。東京で働くことになったんだ。」
「そっか、もし…また、あの日にもどれるならどうしたい?」
「多分、俺はお前から離れないだろうな。」
「…なにそれ、(笑)」
「…でも、おかえり、蒼空。」
「…おう、ただいま、楓」
あの人変わらない姿に戻ってきてくれた蒼空の姿に喜びが隠せない楓_
コメント
1件
読了しました。第2話、一気に重い過去と再会が描かれましたね。蒼空がすべてを背負って離れる選択をした10年後、同じ職場で「おかえり」「ただいま」のやり取り—あの一言にすべての年月が凝縮されているようで、胸が熱くなりました。抱きつこうとしてやめる楓の仕草に、傷が癒えていない痛みを感じます。ふたりの距離がどう変わっていくのか、次が気になります!