組織外回り。 風磨。
「、、大丈夫、、息はある、助かるよ、、」小我太はそう俺に言った。「、、そっか、、よかった、、」すると「、、ふ、風磨、、」そこには千秋と月橋の姿があった。「、、ハハ、、久しぶり」
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焚矢。
「、、白子類がか、、了解した、、」遊馬さんはそういい、俺らに背中を向け、歩き出した、、「、、それだけかよ、、」「、、、、」「、、ゆっくり寝させてやりましょうよ、、」裏林はそう俺に言った。「、、あぁ、、」
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浜岡町住宅。 墻音。
まだ街の中には怪物がうじゃうじゃいる、、「、、クソッ、、」「あ、あの、、子供が足が挫いて歩けなくて、、私も腕を痛めて、、」母親はそう俺に言った。「勿論、おぶります、安心して下さい」俺は少年を持ち上げた。すると「、、!!月城さ〜ん!!」「、、!!曽破さん、、」「すみません!!遅くなりました!!俺らも住民の避難をします」「どこに避難させればいいですか」貝柱さんに、竹口や鳩尾、桐生も居た。「、、ありがとうございます、一旦五茅町の学校等に避難する予定です、その後第二組織に避難させます」「了解しました!!」「、、、、」いつ終わるんだろう、、「、、狂唖、、」
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組織8階。 咲久。
「、、、、」、、みんなもう外に逃げたんだな、、あまり実感が湧かない、、一生ゲージに閉じ込められてたし、、。すると、、「、、へ」、、この死体、、え、、「、、な、、成琴、、」「それ小我太がやったの〜」「、、!?」俺は声がした方を振り向いた、そこには専務がいた。「、、せ、専務、、今何と、、」「、、それ、小我太がやったの」「、、は??」「、、酒井幹部、、お前こっち側に来たら??」
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組織外回り。 風磨。
「、、小我太、好橆帰さんは、、」「、、息はしてるよ、、」「そっか、、」「、、??」俺は小我太の手を持ち、立ち上がった。「、、帰ろっか、、お腹空いたわ、、ww」「、、ハハッ、、ww」
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2日後。 flower cafe2階。
「好橆帰さん、、ご飯置いときますね」俺はそう好橆帰さんに言った。「、、ありがとう、、ごめんなさいね〜、、今食欲がなくて、、」「、、熱、、まだ下がりませんね、、」「、、ハハ、、大分老けたわね、、私も、、」「、、好橆帰さん、、」「、、おいで、、」「、、??ハイ??」俺はベットで寝ている好橆帰さんに近づいた。「、、みんなはまだ目を覚まさないの、、加四六や千秋は、、」「ん、、もうちょっとかかりそう、、」「、、そっか、、」「、、好橆帰さん、、」「ふふ、、そんな顔しないの、、ww」好橆帰さんは俺の頬を触り、撫でた。「、、、、」「ハハ、、ww可愛いねぇ、、綺麗な顔ね、、アンタは、、」「、、??」「私の子供、、」「、、好橆帰さん、、??」「、、、、」「、、好橆帰さん??」
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flower cafe。 1階。 風磨。
「、、泣くなよ、、お前ら、、ww」俺はそう千鶴や優達に言った。「、、だって、、」「好橆帰さんは最後まで俺たちの事子供だと思ってくれてたんだろ、、こんな嬉しい事ねぇぜ、なぁ、小我太」俺はそう小我太の頬を少し撫でた。「、、うん、、よかった、、」「、、、、」
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flower cafe。 2階。 翠。
「、、、、」目の前にはずっと寝ている狂唖が居た。「、、、、」、、もう少しで3月なのに、、まだ寒いな、、。「、、ん、、」「、、狂唖、、!?狂唖!!」「、、ん、、あぁ、、翠じゃん、、wwおはよ〜」「、、おはよう、、」「墻音は??」「、、すまないが数日会えそうにない、、住民の手当や避難場所、浜岡町にはまだ怪物が少数いてな、、組織の幹部は全員重症だ、、俺も含め、、申し訳ないが仕事は墻音にしてもらってる、、すまない、お前の大切な人を俺の指示で勝手に、、」「、、別に、、大丈夫」そう狂唖は窓の方向を見、外を見渡した。「、、、、」「、、狂唖、、」「、、??」「結局お前は俺のことどう思ってる、、」「、、あ、、あぁ〜、、忘れてた、、ごめん、遅くなって」「いや、大丈夫だ、、それより起きたばかりのお前にこんな話を吹きかける俺も大概だと思うが、、」「、、ハハ、、そだね〜」「、、、、」「、、ごめん、、俺翠のことは恋愛対象に見れないや、、」「、、、、」全部わかってた結果だった、、狂唖がピンチな時、俺はいつも助けられなかった。でも、多分、、1番の原因は、、「、、好きな奴でもできたか??」「、、は、は??」狂唖は分かりやすくどよめき、頬を赤らめた。「、、え、あ、、いや、、違うけど、、」「、、そうか、、でも、まぁ、、時間の問題だろうな、、月城は意外と恋愛に耐性がないからな」「、、何故墻音が出てくる、、」「それはお前が1番わかってると思うが、、」「、、、、」「、、ありがとう、、狂唖、最後まで助けられなくてすまなかった、、でもお前との恋愛は楽しかったよ、、人生で最高の思い出だ、、」「ハハ、、まだまだ生きてんだし、今ここで最高を決めないでよ、、」「ハハ、、」「、、まぁ、でも俺もかな、、初めてよくわからない愛され方したし、、正直翠にキスされても愛されてるとは思わなかったんだよ、、でも大切にされてるなとは思った、、多分これが普通の愛し方なんだなと思ったし」「、、そうか、、」「、、ありがとう、翠、、俺に恋をしてくれて、俺に、、恋を教えてくれて」
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