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ut「…ありがとな、zm」
zm「え?」
ut「ずっと、どうすればええかわからんくて逃げてたんや。」
「そう言って貰えたのがほんまに嬉しい。」
zm「……そっか。よかった…」
ut「それと、ごめんな。自分勝手な理由で遠ざけてしまって。」
zm「それはええんやで、何も知らずに踏み込んだ俺が悪かったんやし。」
ut「……ほんま優しいなぁ((ボソ」
zm「なんか言うた?」
ut「んー?なんも!」
________________
ut「書類できたで〜」
tn「え、?」
「え、ちょ、は?」
ut「なんや驚いた顔して?」
tn「大先生、お前……」
tn「……成長したんやな((グス」
tnは眼鏡を外して涙を流した。
ut「いや親か!」
tn「だってッ…期日に間に合うなんて……もう何年ぶりやぁ………」
確かに何年ぶりだろう。
俺が書類仕事をするようになって3ヶ月くらいは守ってたかな((
ut「いやでも、ミスだらけやと思うし…」
tn「そんなんええわ!俺が直しとく!」
ut「………ありがとう」
tn「……そや、大先生」
ut「ん?」
tn「この間はすまんかった。」
ut「この間?」
tn「あーほら、大先生の話聞かずに責めてまったことあったやろ、あの日。」
ut「あー、」
そういやそんな日もあったな。
tn「言い訳になってしまうんやけど、徹夜続きでイライラしとってん。」
「それでもあんな態度は無いって自分でも思った。」
「大先生も大事な仲間やのに……天秤にかけるようなことしてほんまにごめん。」
ut「……ええよ。もう気にしてへん」
tn「……あのな、お願いがあんねん。」
ut「なんや?」
tn「俺がまた間違ったことをしそうな時、お前が俺を叱ってくれへんか。」
ut「僕が??」
tn「今回のことを忘れたくないねん。」
「大先生が叱ってくれたら、俺も人間として成長できそうな気ぃするわ。」
ut「………成長っていうか、その度に追い詰められそうな気ぃするけどな」
tn「大丈夫や、w」
「……もう、間違えへんよ。」
ut「……フッ、我が国の書記長様のお役に立てるならなんなりと。」
tn「ははw、なんやそれw」
俺は変われた。
何も見えなかった世界。
見えるようにしてくれたのは、
1人の心優しい青年だった。
正反対の悩みを抱えていたけど、
あいつの隣は
とても心地良い…。
もう、大丈夫。
だって
俺は俺だから。
✂︎____________✂︎
これにて
「生きることに誇りを持って。」
完結です。
長期間に渡り連載してきましたが、最後までご愛読していただき、誠にありがとうございました。
その他、連載中の小説もございます。
ぜひ楽しんでいってください。
それでは__。