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1・2話のふわっち視点とかどう⁉️と思い
付け足させていただきます…!!!!
温かい目で見てください☺️
学校なんて無くなればいいのに。
でもここが唯一の逃げ場だ。
「ふざけないでよ。」
「はぁ…???テメェ頭沸いてんのか。」
パァァン……..
母の啜り泣く声。
_____またか。
家に帰れば毎日怒声が飛び交っている。
女手一つで俺を育ててくれた優しかった母は、変わってしまった。
毎日毎日男と痴話喧嘩。母は暴力を振るわれ、パチンコと酒、男に溺れる日々。
優しくてかっこよかった父と離婚する時に大好きだった兄とも別れなくてはならなくなった。
そんな家に俺の居場所はない。
部屋に篭って幼い頃に貯めたお年玉で買ったFPSをひたすらやる毎日。
生きてるって実感、ないな………
俺って何のために生きてんだろ……
翌日
いつも通りの学校生活。
可もなく不可もなく。ここが俺の唯一の居場所。
そう思いながら窓からぼーっと外を眺めていると…普段は絡んでこないような陽キャがこっちに近づいてくる。
(1人足りないような……いつも少し哀しそうな目をしてるあの赤メッシュの……)
ちょうどいい獲物だしカツアゲでもされんのか…??
どうせろくなことない………..
「ねぇ〜誰だっけお前。」
「あ、そうそう不破クンか……w」
(ただ気に食わないってだけで虐めるのやめなよ〜w本当は彼女なんていないのにww)
そんな小声が聞こえた気がした。
「ねぇこいつの彼女に手出したってマジ⁉️」
「……………?」
「おいなんか言えよゴラァ、やんのかテメェ」
こいつらは母を傷つけるような輩と同じだ…
平然と嘘をつき、平気で人を傷つける。
「やってないです。人違いだと思います。」
「あんま舐めてるんと痛い目見んぞ、陰キャ。」
虹校舎の空き教室行くぞ。来いよ。
だる………
大事になる前にさっさと片付けよう…
虹校舎にて
何度否定してもいちいち噛みついてくる。
はぁ………
そんな時、バンと扉が開く。
(あの赤メッシュ….)
「お、あっきーなちょうど良かったわw」
「こいつ俺の彼女に手出してきてさぁ…w
今問い詰めてるとこ…ww」
「で、どうなの?手出しちゃったの?」
(何度言えば分かるんだよ…出してないって…)
「……」
「おいなんか言えよ!!!!」
そう言って右手が挙がる___
俺、叩かれる……
自然と頭の中に母の顔が思い浮かぶ。
お金を稼ごうとしてくれたのも事実だし、何かと俺を庇ってくれてたんだよな…
なのに俺は……母を…
そんなことを思いながら目を閉じる。
やっぱ、俺って…….
「不破君!!」
え…….?
教室が静まり返る。
あの赤メッシュ…俺を庇って…
「行こう」
俺には確かにそう聞こえた。
意外と疲れたので好評だったら続き書きます‼️
読んでくださりありがとうございました😭