ってことやろ?」
みどりくんはそれに対して小さく頷く
「まぁここじゃなんだし、客室に案内するよ」
「おっええんかコンタミさん」
「ほなお言葉に甘えて…」
と皆が出ていくのを見計らって俺はその内の一人に頼まれていたとある物を設置した。
「じゃあ…行くよ、みどりくん」
うずくまっていた彼を起こして、らだおを触手で持ち上げ、客室へと向かった。
****視点
「いやー派手にやってくれてるねー」
俺はソファに座りながら1つの小さな画面を眺める。
「全く人使いが荒いったらありゃあしない」
と、セーラー服の彼女は言う。
「そうだそうだ!これじゃあ俺が可愛そうだよ!俺って言うかなんというかだけど」
と同調するようにゴーグルをつけた彼は付け足す
「まぁまぁ…面白いし金もらえるしいいでしょうよ」
とまさに鬼の形相をした彼が宥める。
「そうだよ!金あげてるんだよ?…まぁそこの彼は行ってくれなさそうだけど」
と俺はジャージ姿の彼を眺める。
「…」
彼は相変わらず腕を組んで何かを考えている。画面も見ず、何か悩んでいるようだ。
「まぁ…他にも行ってくれる人は居るしいいか」
と俺は呟く。
「協力者も居るらしいしね」
とピンクを基調とした服装の彼は同調した。
「さてと。どんな結末を見せてくれるのかな」
みどりくん視点
「…んで、いつの間にかこんな姿になってたってわけ!」
「いやいやいや何もわかんなかったですよ?」
「ったく…こいつらだめだわ!俺に任せろ!」
鬱先生がしびれを切らしたようで、わかりやすいかつ、簡潔的に説明を始める。
「まず、我々国で内乱が起きたんですよ。幹部同士とかではなく、市民同士で大きな争いが起こりましたと。」
「んで、その争いを止めようとしたら日常国方向から光の矢のような物が飛んできて、一面血の海になったと思ったら、全員無傷で…しかしながら、姿形が変わってしまった者がいまして…」
「そして、姿形が変わってしまったら、連携が取りづらいということで、幹部を三分割したんですよ、姿が変わらぬ者、変わった者の中で作り上げたチーム、姿が変わってしまったため、そこからはなれて街を見回り統率を取る放浪者…」
「…そのチームが君達っていう判断でいいのかな?」
「はい!そのとおりでございます」
「デモ、イマ来タ理由ニハナッテナイヨ?」
俺は脱線した話を戻そうと自分の意見を述べた。
「ああごめんなさい話戻しますね?」
そういった後鬱先生はゆっくりと口を開く。
「…俺達がここに来た理由としては”光の矢”についての情報を集めるためと、矢に記されていた情報の共有です。」
「まぁそうだろうね。話を聞いている限り、その矢は魔力が込められていそうなものだ。」
「そうなんですよ…だから聞くべきなのは運営国からかな、と思いまして」
俺は疑問があっただって
「…みどりくん丁度良いタイミングで来た理由にまだ疑問持ってそうな顔やな」
突然、ゾムは俺の悩みを見透かすような事を言った。
「マァ…」
「それが今から話す矢に記されていた情報の事なんです。」
「…なにやらかなり大規模なことが起きていそうだね」
とコンちゃんは顔を歪ませていった。
****視点誰やねん
おつぬ〜
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