愛と欲望の檻に閉じ込められて 全18話
森はすべてを知っている。
その森には誰も近づかない。
足を踏み入れた者は
決して戻ってこないからだ。
「恐ろしい魔物が住んでいる」
「入れば2度と出てこれない」
「生きて出てきた者はいない」
そんな噂が人々が暮らす街では
囁かれている。
だがその真偽を
確かめようとする者は居なかった。
人々はその森を
ある種の“聖域”として扱っていた。
否“檻”として
恐れていたのかもしれない。
そんな森の前に
1人の青年が立っていた。
無言でただまっすぐ
森を見つめる。
静かに息を吸い覚悟を決めるように
一歩足を踏み入れる。
「また1人迷い込んで来たみたいよ。」
「久しぶりに楽しめそう!」
甘く狂気じみた声色が
愛を囁くように死を誘うように。
彼の存在に気づいた“館”が
静かに微笑んだ。
この館は見抜く。
その人間がどんな“素質”を
持っているのかを。
そしてその本性を“引きずり出す”。
ようこそ“愛”に囚われた者達の檻へ。
⚠︎🦍🍆⛄️🐷×🍌
⚠︎ヤンデレ要素
〜登場人物〜
🦍崇拝&過保護型
「おんりーのためならなんでもする。」
「危ないからはさみなんて持たないで。」
🍆自傷&依存型
「おんりーちゃんのせいなんだから!!」
「嫌だ…嫌だ捨てないで…。」
☃DV&調教型
「愛してるから傷をつけるんだ。」
「もう1回聞くよ。僕の事好き??」
🐷独占&監視型
「俺だけのおんりーちゃん。」
「どこに居ても分かるんだから。」
🍌???
⭐︎おすすめポイント⭐︎
・重い愛が好きな人
・ヤンデレの概念を 逆手に取った構成
・最後に待ち構える衝撃のオチ
・館に秘められた秘密
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