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咎/短編

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咎/短編

1 - ほんのり、あまい。

♥

1,420

2022年08月04日

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閲覧ありがとうございます!


・・

前回の作品、いいねやコメントたくさんありがとうございました!

少し見てもらえれば良いな、ぐらいだったのでとても嬉しいです……

お読みいただきありがとうございました…

・・


⚔️・・・「」

🦊・・・『』


※全て付き合ってる前提

※同棲してたり、してなかったり

※最後だけr15ぐらいあります


・・♡


「がっく〜ん、そこの本取ってぇ」


『……んー…?…これか?…はい!』


「ありがと〜…………」


僕は、恋人と過ごすこの時間が好き。

互いがそれぞれ違うことをして過ごしているけれど、同じ時を過ごしている。とても居心地が良くて、心地よい。


「…あのさぁ〜…今日泊まっていー…?」


『いいぜ!刀也さんは大丈夫なのか?』


「ん、ぼくは、だいじょ…ぶ、………」


『……ねむたい?』


「ねむ、た…くなぁ……ゃ、っぱねむい…」


『寝てていいぜ、ほら本貸して』


「んんーぅ………おやすみ、がっくん」


『おやすみ、いい夢見てな!』


「ん、ふふっ」


僕が寝た時、暖かい言葉と毛布をかけてくれる君もとびきり好きだ。



… ♡ ♡ ♡ …



『なぁ刀也さん、ネイルって興味あるか?』


「ネイル?そんなの僕は別に興味ありませんけど…どうしたんですか、急に」


『なんかなー!この前服のお店行った時に店員さんがネイル塗ってて〜…めちゃくちゃ綺麗だったんだよな!だから刀也さんに塗りたいなって…買ってきちゃった』


「は?…僕に?自分に塗ればいいじゃないですか」


『えー!そんなこと言わずにさー、ほら手出して!』


「え、や、…んー…まあ夏休みだし…はい、」


強引に手を出させられたような気もするけど、まあ塗ったらすぐに飽きてくれるだろう。


『………………』


「………」


『……………』


「……なんか喋れよ」


『や、今集中してるんだってー!刀也さん代わりに喋ってくれ』


「えー?…そうだこの前マロ眺めてたら咎人コラボまだ?って来ててさぁ〜、いつしたい?僕もそろそろしときたいなー…とか、思うし。先月予定合わなくて出来なかったじゃん、リスナーも待ってるしさ」


『……ぅーん…××日とかどうだ?』


「えーっとね〜…あ、その日空いてます!やりましょ、何したい?やっぱり夏だしホラゲーかなあ?僕ね、やりたいやつあるんです。2人用なんだけどさ、がっくんとやりたいなって。…また脅かしたりしないでよ?がっくんって幽霊より怖いからやだ」


『しないってー( 笑 )』


「信用ならないですね」


『な゛ははww酷いー!……ん、できたぜ!ありがとな〜』


「…おぉ〜…初めてですか?…上手ですね、さすがA型〜!ご丁寧にトップコートまで塗っちゃって〜…」


『ふふんっ!刀也さんのカラーで塗ってみたぜ!』


「へぇ、…え、左の薬指だけ…違う色…オレンジ…?…ね、これって」


『……やー…あのぉ…将来、そこに…指輪、はめて欲しいなぁ〜…なーんて…代わりと言いますかぁ〜……』


「………んふふ、待ってるから( 抱きつき )」


『刀也さんまだネイル乾いてない!!!』


「…もう!!!なんでそういうこと言うの!!」


そういう所もなんだか好きだな、なんてふと思う。

きっと君に似合うお隣になってみせるから、君も僕に似合うお隣になってよね。



… ♡ ♡ ♡ …



「ね、がっくん、もうねむい、ねよ」


『うん、寝よっか。刀也さん歯磨きしたか?』


「ぅんんー…した、したよ」


『うそつき』


「んふふ、してなぁい、…けどもうねるしいいじゃん、どうせさ、明日朝するし…」


『今歯磨きしないともうちゅーしてやんな〜い』


「んんーぅ…ん、わかったよ、してくる、…」


『えらいじゃん』


もう眠たいから寝たいのに、ぼくはなんとなく負けちゃった気分で下に降りて歯磨きをする。

あぁほんとになんなんだ、ぼくが眠くさえなければ勝てたはずなのに、そう思いながらうがいを済ませた。


「がっくん、歯磨きしたぁ」


『じゃあもう寝よかぁ、ほらベッド入って、ほら』


「ん、うん、……」


もぞもぞしながらがっくんの隣に侵入する。今日干したばっかりだからお日様のいい匂いがするふわふわのお布団と、僕の好きな匂いのするがっくん。なんだか幸せだな、このままこれに包まれて眠りたい。


『電気消すよー?』


「ぁ〜……い」


『……なんかさ、真っ暗ってえろくね?』


『ぁー?…え、なにいってんの……」


『あ、ごめんごめん(笑)』


「んー…いいけど、じゃあもうねるよ?」


『えー……んー……』


「んっ、ふ、…なに、なに…ちくびいじらないでよ、んーっ…」


『だってなんかさぁ、えっちな気分なってきちゃったんだもん』


「…まっくらだから?」


『そうかも』


「……じゃあこのままえっちする?」


『しちゃう?』


「もぉ、どっちなの(笑)」


『じゃあするー、ほら、ちゅってして』


さっきまであったかい素敵な匂いだったけど、やっぱりぼくと君の匂いが混じったこの甘い匂いがいちばんだいすきだなって、ちょっと思った。

この作品はいかがでしたか?

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コメント

3

ユーザー

もちさんバブちゃんやんw かわい( ˙-˙ )

ユーザー

剣持可愛いすぎありがとう タヒねるタヒなないけど

ユーザー

好きです(唐突)

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