依央利の荒い息がまだ収まらないうちに、大瀬は布団を押さえてその細い体を逃がさなかった。
「……いお君。僕に……任せてもらえませんか」
そう囁き、濡れた下腹部へ手を這わせる。依央利は目を潤ませ、必死に首を横に振った。
「だ、だめですッ…!!…僕……ッ、もう何回も出したのに……っ♡ 動かされたら……っ」
しかしその声とは裏腹に、痩せた腰はびくびくと跳ねて、大瀬の手に縋るように震えている。
「……大丈夫です。全部、僕が……」
大瀬はゆっくりと体を覆いかぶせ、濡れた入り口に物を押し当てた。先端が触れた瞬間、依央利の喉から掠れた声がこぼれる。
「っああ……っ♡ や、やめ……っ、はいらない……っのに……ッ♡///」
ヌチュッ♡ ズププッ♡
「……挿れますね」
抵抗する腕を絡め取って押さえ込み、そのまま一気に沈めていく。
「んああああっ♡ はいッ…てるっ……!!♡ だめッ、ほんとに……♡ うああっ♡」
ヌプッ♡ ヌチュンッ♡ グチュッ♡
痩せた腰がベッドに押し付けられ、奥まで押し込まれるたびに依央利は涙をにじませて叫ぶ。
「もうッ…♡♡…うごけ……っないのにッ…♡ もっと……ほしい……っ♡ やだぁ……っ♡」
大瀬の表情は静かなまま、しかし腰の動きは次第に強さを増す。
パンッ♡ パンッ♡ パンッ♡
「……っ、大瀬さん……っ、あ、あぁっ♡ でちゃう……でちゃうっ……♡」
「……出していいです。僕の中で、全部……」
そう囁かれた瞬間、依央利は腰を浮かせて絶頂に飲み込まれる。
ピュルッ♡ ピュルッ♡
「ああッ♡♡ いっちゃ……だめって……おもったのに……でちゃったぁ……っ♡♡」
大瀬はそのまま深く打ち込み、堪えていたものを解き放つ。
ドクッ♡ ドクッ♡ ピュルルッ♡
互いの液が混じり合い、依央利は崩れ落ちるようにシーツに沈んだ。涙と汗で濡れた頬を、大瀬はそっと撫でる。
「……苦しいのも、……全部、僕に預けてください」
依央利は嗚咽混じりに頷き、大瀬の胸に顔を埋める。
かなり前に書いて放置していた作品を生かして、セリフの中に半角カタカナ(ッなど)を少し入れてみました。
色々な作品を読み漁って感覚で書いているので
一部、○○さんの作品に似ている!ってところがあるかもしれないです
それでも作者の名前、作品名はコメントに書かないであげてください
長いところまで読んでいただき有難うございました。
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