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イギ日 2話目

イギリス目線です。⚠️話長い🇬🇧かなり重め

















昨日ずっと日本さんのことを考えていたせいか寝付きが悪く夜中に起きたからか少し体がだるい。


だが今日は絶対日本さんに聞くことがあるので国連には出席しないといけない。


…そうだ日本さんは結構ちょろいから好きなクッキーを渡せば少しは話してくれるかもしれない


だるいが愛しの日本さんのために私は隠し味を入れた少し凝ったクッキーを作り、ある企みを考えながら国連へと出席した。


____________



国連に着くと中国や韓国、ロシア、フランス、ドイツ、カナダなどといった主要国が会議席に着席していた。

…日本さんは国連にはいつも30分前には来ていたのに今日は珍しく5分前に来た。それにアメリカとだ。

ここ最近日米は急激に仲を深めている。…少し前はかなり仲が悪かったのに。同盟組んだのは私が先だったのに。

日本さんを野放しにしておくんじゃなかったと思いながら資料を見ていると日本さんとアメリカがこちらへと歩いてきた。


🇯🇵「イギリスさん、この間の約束本当にごめんなさい…。お詫びになるか分かりませんがこれをどうぞ」


…!これは私が1番好きなティーパックとスコーンだ。日本さんはもしかして私のことをs


🇺🇸「これ親父が好きそうだなって今日、日本と話して買ったんだぜ!」


……アメリカも選んだのか。なんでこいつは私のことを昔からよく理解しているんだ、小さい頃から鈍感なはずなのに。…恥ずかしい勘違いをしてしまった。


🇬🇧「…そうなんですね。大丈夫ですよ。これとっても好きなものなんですよ。ありがとうございます。ニコッ  あ、それと日本さんお話したい事があるので会議が終わったら私のところへ来てくれませんか?」


そう言うと日本さんは「分かりました」と言い嬉しそうな笑顔を浮かべアメリカと去っていった。…やっぱり昔から可愛い笑顔は変わらない。


さっきは愛想笑いしたものの笑えている自信が無かった。なんで息子に嫉妬してしまうのだろう。昔は大喧嘩した仲だがアメリカことは嫌いでは無い。

だが日本さんのことについては本当に許せない。仲の良い国は私だけでいいのだ。


__________



会議は西側諸国、東側諸国の意見の違いでいつも以上に荒れたせいかだるさが増した。

疲れを癒すため日本さんのさっきの笑顔を脳内で、流していると日本さんがやってきた。


🇯🇵「イギリスさんお話したい事ってなんでしょうか?」


🇬🇧「少しアメリカについて聞きたくて。最近日本さんはアメリカと一緒にいますよね。なぜですか?」


🇯🇵「えっと…それは…」


やっぱり言うのを躊躇ったあれを渡すしかない


🇬🇧「あっ!話の途中で、すみませんがこれ渡すのを忘れていました。日本さんクッキー好きなので家で作ってきたんです」


🇯🇵「えっ、!とっても嬉しいです!ありがとうございます。休憩のときにいただきますね。…話の続きなのですが…最近アメリカさんと居るとなぜか心地が良くて一緒にいたくなるんです。…もしかしたら好きだからかもしれません。」


………え、今アメリカのことが好きって…


🇬🇧「…っ、そうなんですね。息子が仲良くする国が珍しくて聞いてしまいました。これからもアメリカのことよろしくお願いしますね」


日本さんは「分かりました」と恥ずかしそうな顔でお辞儀をし、国連のオフィスへと歩いていった。


許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない。

日本さんを奪われた許せない。許せるわけが無い


日本さんのアメリカのことが好きな気持ちを無くすにはもう日本さんの最初の「あれ」を私が奪うしかない


「…待っててくださいね、私の日本さん♡」




続く


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最高だ…!(語彙力なくてすみません)

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