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たまにはほのぼの回
今日は私の服を買いに来た……1人の予定だったが急遽めんどくさい奴らも着いてくることになった
「帰れ」つっても帰らないいつもの野郎ども
レイン)アイリス、こっちの服は?
アイリス)てめぇシバくぞ?何しれっと人の下着まで選ぼうとしてんだ、しかも結構でかいヤツじゃん!つーがなんで私のサイズ分かんだ!お前の目ぇ潰すぞ
アイリス)チッ
ランスやカルドはちゃんとまともな服を選んでくれるが…
レインは違う……ふざけてくる
アイリス)はぁ、仕方ないから買ってやるよ…
仕方なく言うとレインは次々と下着を入れてくる
アイリス)……もうヤダこいつシバいてやろうかしら
レイン)??
服(と下着)を買って飯……なのだが
アイリス)……もうヤダ…
ランス)??ほら、アーン
アイリス)パクッ……
私は何故かアイツらに貰う……羽目になった
アイツらが買ったものを分けてもらっているのだが……正直いって少なすぎて泣きそう
アイリス)……
レイン)どうした?アイリス
アイリス)…いや、何にも……
この時の私は結構不機嫌だった
まぁ、自分の食いたい飯も食えず、自分の欲しい服は一応買えたが…どこぞの変態のおかげで新しい下着まで買わされて…なかなかの不機嫌だった
そんな時…事件が起きたら貴方ならどうされます?
女性)いやぁああぁぁぁ!!!
アイリス)……
内心、あ〜またひったくりとかかなぁ…って簡単なことを考えていた
でも違った
??)アイリスってのはここか?
アイリス)チッ……(なんだ、私目当てか…不機嫌な私に会いに来たのは間違いだな…)
気づけば私の前に立っていたのはほんのまれに…いや、この世界では神と崇められてもおかしくない三本線の男
アイリス)はぁ〜…
誠にイライラしていたため睨みつけると何故か相手の魔力が増幅しているのが目に見えた
アイリス)…(相手の感情によって魔力量が変化するのか…なら、今の私には……)好都合だ
??)あ”?
座っていた椅子から離れ男の真ん前に立つと何故自分が不利かよく分かっただろう
アイリス)どーした?お前の魔法は強いんだろ?自信過剰、自分の欠点を補えるほど自分の魔法が強いとでも思ったか
更に怒りのゲージを上げていくと男の目からは血が流れていた
アイリス)私の感情の魔力はうめぇか?
??)くそっ!くそ!くそ!くそ!
アイリス)私のことをよく調べず突撃してきたのが間違いだったな笑ペース上げてくぞクソ野郎
ドンドン怒りのゲージを上げていくと男の体は膨張し…破裂した
魔力は自分の体に巡っている…つまり物理的に耐えられる身体がないと死ぬって事だ
アイリス)雑魚が私に構って何になるんだよ笑
周りには男の血液と男の魔力…とは言っても殆ど私の感情から抜き取った魔力の塊…それらが全て私の中に戻ってきた
アイリス)お前ら、問題になる前に帰るぞ、まぁ、既に問題だがな
帰ろうと後ろを振り向くと何故か地面には血溜まりが出来ていた
アイリス)…私の愛人に手を出すとは…いい度胸してるな…さっきの奴は私から気をそらすためのダミーか……
血溜まりはあいつらから流れていた…
中々の量が出ていた…多少の心配はあったが「私の恋人だから」と思えば気は少し楽だった
まぁ、それでも許せないのはいる…目の前にいるサイコ女だ
アイリス)お前…確かアレか、指名手配中の殺戮兵器の女……自身の運動能力は桁外れだってヤツ…実際私も気づかなかったわ、あと…魔力を隠すの上手いのね
女)え〜?ほんとぉ?オカシイなぁ、お仲間君からは「下手だ」って言われてるのにぃ
アイリス)まぁ…ごく一般人から見たらな笑
女)あ、やっぱりぃ、その反応は……「クイーン様」だぁ!ずーっと探していたんですよ?クイーン様
アイリス)るっせぇよ、アイツらも変なやつを雇うようになったなぁ、見る目がねぇのかはたまた「キング」の目が腐り始めたのか…世界征服を企むのはお辞めになられて?
女)いーえ?クイーン様が居なきゃこんな狂った世界怖せないじゃないですか
女は全身を真っ赤に染め恐怖心を煽る笑みを浮かべた
こいつの笑みは私も心底嫌いだ相手を「見下し」「心を乱す」そして…「平静を奪う」そんな笑みだ
アイリス)ほぉ?お前らは「魔力を持ってない」からそういうことが言えるのであって私は別に望んでないけどね?「キング」もお前らと同じだからこんな世界が嫌いなんだろうねぇ
「キング」とは魔力がない組織の「総領」、言ってしまえばその組織の頭だ
そしてその組織に所属している奴らは私以外全員が魔力持ちでは無い
なぜ私もいるか?それは「キング」の娘だからだ
そして、組織内の強さは「キング」「クイーン」「プリンス」「プリンセス」「兵士」と分けられる
これは家系図でもなんでもない…ただの格付けだ
そして、私だけが魔力持ちなのはただの偶然…私自身なんで入っているのか分からないレベルだ、だから抜け出した、多分あの家系で生まれたのがおかしかったのだ…生まれたから強制的に「仲間」として迎えられたのだ
女)貴方様は私たちの中でも有力者なんですよぉ、早く戻ってこの世界を壊しましょうよ、それとも…こんな「ゴミ共」に唆されました?ひっどいですねぇ!
女は恐怖心を煽る笑みを浮かべながら血を流しているアイツらを蹴り始めた
アイリス)…
女)クイーン様はお独りなのです、こーんな男どもはクイーン様のお体とお顔が目的なのです、さぁ、戻りましょう?
アイリス)…おい
流石の私もアイツらの胸糞悪ぃ話を聞いてられない…そう思いペラペラと話しまくる女の首根っこを掴んでやった
アイリス)私のことは道具だろうとなんだろうと扱ってもいい…だがな、コイツらを良くも知らねぇお前が勝手に口出しすんなよ、「クイーン様」からの命令だ、聞けよ
睨みつけると女は高揚した顔を見せた
頬を赤らめ興奮からの涙なのか目を潤ませて…気色悪ぃ顔だ
女)か、かしこまりました♥クイーン様ぁ♥
アイリス)帰れ、気分がわりぃ次来る時はクソ野郎
女)はぃ♥クイーン様の仰せのままに
女は私にひとしきり罵らたあと帰って行った
地面に寝っ転がってる奴らを心配して近づくと何故かものすごく嬉しそうな顔をしていた
アイリス)何してんの…
レイン)い、いや…まさかあそこまで怒ってくれるとは…
アイリス)…別に、お前らをよく知ってるのは私だ、お前らの事をよく知らんやつにお前らの事を言われたくないだけだ
顔を背けながら言うと全員にいきなり抱きつかれた
アイリス)ちょっ、や、やめろっ!恥ずかしいから!///
レイン)無理、すげぇ可愛いから離せれねぇ
アイリス)む、むりむりむり!///
ランス)まさかそう思ってくれたのは…本当に嬉しいです……
アイリス)……わ、悪かったな…口に出せなくて…小っ恥ずかしいんだよ///
カルド)嬉しいです、遠回しに好きって伝えてくれたことが本当に…
アイリス)はぁ〜…こ、これからはもう少し言えるようにするよ…
オーター)いえ、こうやってたまに言われるのも悪くないです…それよりも大好きです
アイリス)んぅ〜…///もう、ほんとにやめろ///
ライオ)ムリ、可愛すぎ…今の俺は男前じゃ無いが好きでいてくれるか?
アイリス)ぎゃ、逆に…好きじゃなかったらお前らを見殺しにしてた…///
全員)はぁぁぁぁぁ…
アイリス)な、なによ!///
全員)無理…ホテル行こ/行きますよ
アイリス)へ?ちょ、うにゃぁ!
カルドに抱えられ気づけばベッドの上に降ろされていた
アイリス)え、ちょ…ムリ、ホントに…