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_ 腰まであった髪を肩まで切ってもらった。
私の人生初のボブだったので変じゃないかととても心配だった。
美容院から帰っても鏡ばかり見ておかしくないかずっとチェックしてた。
次の日___
優香「おはよう〜!!
え、?!髪切ってるじゃん!!!」
そう声をかけてくれたのは高校で1番仲がいい優香。
〇〇「ほんと、? ありがとー!」
でも心の中ではまだ心配している自分がいる。
授業中も休憩中も部活中もずっと髪型に気にしていつも以上の元気が出なかった。
部活が終わった頃、教室に忘れ物があることに気づく。
私は急いで教室に向かい忘れ物を取りに行った。
〇〇「んー、、どこに置いたのかな、、。」
🚪ガラカラ⋯
誰もいないはずなのにドアが開いたため
後ろを振り返る。
〇〇「あ、紫耀くん、、、?!」
紫耀「〇〇ちゃんやほー」
彼は私がずっと片思いをしている平野紫耀くんだった。
みんなからアイドル並みの人気があり、自分からは話しかけにいくことが出来ない遠い存在。。
紫耀「どーしたの?」
〇〇「えっと、、忘れ物を取りに、」
紫耀「偶然だねー!俺もだよ!」
〇〇「そうなんだ、!」
((そういえば私 紫耀くんと
こんなに話したことあったっけ、、、?///))
と軽くパニくる私。
紫耀「そーいえばばっさり髪切ったね!」
〇〇「え、、、?」
紫耀「ん?どしたの??」
〇〇「いや、、なんでもない、、」
紫耀「⋯〇〇ちゃん、今日元気ない?」
〇〇「そんなことないよ、!見ての通り元気だよ、!!」
紫耀「いや、朝から元気無い気がする、、」
〇〇「多分初髪型で緊張してたからかも!!笑」
紫耀「初なのー?! めっちゃ似合ってるじゃん!!」
〇〇「それ、、ほんと??
似合ってる、、?」
紫耀「ほんとだって!!笑
俺は好きだよ、その髪型。」
その顔は気を遣ってくれたのではなく、本心から言っているようだった。
彼の言葉によって私の一日の悩みが吹き飛んだ気がした。
〇〇「ありがとう、!」
紫耀「どういたしまして〜笑笑」
これは更に貴方を好きになったきっかけとなった。