一滴の宝石

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約束通りに駅に向かう。すると、menとおらふくんが立っていた。

正直痛みもしない。急激な進行だ。そして、右腕が痛い。

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《じゃぁ…》

そう言って連れてこられたのは山の頂上。展望台に着く頃にはかなり暗くなっていた。

《…あ、やっべ…俺ドズさんから連絡入っちゃったwちょっと帰るわ…ありがとね、今日は》

そう言ってこちらに目配せし、そのままくるっと後ろを向いて歩いて行った。

沈黙が訪れる。すると、空が、光った。

花火だ。綺麗だなぁ…

君もはしゃぐ。

〈おんりー‼︎すっごく綺麗‼︎〉

もしかしてmenはこれが見せたかったのか。今なら、言っていいよね。

『あのっ…おらふくん…』

〈っ…なんや？〉

『俺さ、おらふくんの事が好き。恋愛的に。』

〈⁉︎ぉっ…俺も…〉

『…付き合う？』

〈うん！〉

腕を捲ると、右腕の一部に宝石が。

〈っ…おんりっ…〉

抱かれる。そして、離さないとしっかり掴んでくる。

『おらふく…』

〈おんりー大好きっ‼︎〉

『おらふくんの事、大好きっ‼︎』

すると、腕の宝石が溶け、涙も出なくなる。

『あっ…』

〈おんりー、やったね‼︎〉

自分ごとのように喜んでくれる君が好きだ。

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はい終わりw