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何回も見直してしまう。 なんかこう。胸に来ます🥺 ほんとに杠葉さんの小説化(本化)にしてほしいです。絶対買うのに、、、
文体が好きすぎて何回も読み返させていただきました!自分の解釈で、嫌ってる他人に助けを求める無力さとか自分も間違ってないのに周りが人に合わせるからこそ世間が狭くなることとかそれに呆れて絶望するのとかがなんとも滑稽で考えさせられるお話だなあと思いました。
こういうの大好きです。やっぱり僕はどう足掻こうが杠葉様には敵いません。一生私の目標で居てください(笑)
嗚呼、嫌だ嫌だ。
皆私を痛がるんだ。そうやって、そうやって。
何の気も知らず、まるで通り魔の様に、無意識に私の心にどっぷり毒の付いた刃物を刺して行くんだ。
いや、通り魔何て優しいもんじゃない。悪魔だ。
其の刃物によって切り開かれた穴からは、見た事も無いくらい黒い、何よりも黒い液体が溢れ出して来る。
そう、そうさ。其れが、人間が抱えているもう一つの心だ。
醜い、汚らわしい、触ったらベトベトくっ付いて離れやしない。嫉妬深い、憎たらしい、そんな心。
そうした溢れて来る感情の隙間から、どんどん君の毒が、侵食して私の心を喰らって行く。嗚呼、もう、此処でお終いか、諦めた途端視界がぐわんと歪んで身体が磁石のように強く地面に引っ張られる。無様に転がり込んでは、衝撃で我に返ると刺された痛みが全ての神経を支配してくるのさ。私は芋虫の如く蹲って、顔を歪ませ、見知らぬ人に助けを求める。
だが其の声は誰にも届かないんだ。皆、突如耳何て元々聞こえないですと云った顔で、知らん振りさ。
酷いねぇ。全く酷い。傷を抉られてる気分だ。
何食わぬ顔で刺した君はそんな世間で御満悦さ。嘲笑。其の顔が、一番、歪んでいる。
誰の手も借りれず、唯地球と平行に横たわって居たらいつの間にか傷は塞がっている。
辺りを見渡せば、私の周りを流れた黒い液体が囲んでいた。反射して見える私の顔は、不気味に笑う、悪魔だった。
通り魔に遭えば、もう左様なら、だ。
幾ら傷が浅かろうと深かろうと、血が吹き出していようと、手術じゃあ施しようの無い、重傷さ。そうとも、重症だ。
夢遊病患者のように自我も忘れて歩き回るんだな。そうともなれば、精神病院行きだ。
世間が可笑しいのに、私一人が可笑しいと、診断結果。馬鹿げてる。何故お前らに合わせなけりゃならんのだ。笑いが止まらんね。
揺りかごから墓場迄。
生きていることが罪なのだ。罰なのだ。死ぬ事で報われる。
命が尊いだって?そりゃあ、そうとも。皆、此の世を嫌って泣き喚きながら、産まれてくるのさ。其れも、号泣。もう赤ん坊の頃から判っている筈だろうに。啼哭と名付けてやる。
地獄があるとするのなら、此処だろうね。
阿鼻地獄だの何だの、どだい、今より余っ程まともじゃないのかい。
日常が、牢獄の中に居るみたいなもの、私達は鳥なのかしら。
嗚呼、痛い痛い。怖い怖い。
皆私を嫌がるんだ。そうやって、そうやって。
何の気も知らず_。
何書きたかったのか自分でもイマイチ良く分かってないんですけど、解説したら長いんで、はい…((((
ご自分の解釈でどうぞ。
じゃあね。