「 はぁ 、 さむい 。… 」
つい最近まで丁度いい温度だったのに
今では厚着をしても寒い程になっていた 。
「 こんな寒い中で会長は仕事出来るのか 、? 」
会長は現在怪異討伐に行っている 。
こんな寒い中で寒がりの会長が戦うなんて
勿論だが祓い屋は大変だ 。
「 今日は特に何も無いしな ~ 、 」
「 … 買い物でも行くか 、 」
寒からと言って怠けてばかりなのは流石に気が引ける 、
少しでも歩いてこようと考えて思い付いたのが買い物だった 。
ただ近くのコンビニへ買いに行くだけだが 、
~~~
「 うわ ぁ 、 寒 。 」
外に出ると家に居る時と比べ物にならない程寒かった 。
結構厚着をして来たがこれでも寒いのか 、…
『 … あれ蒼井? 』
「 ? … あ 、 会長 。 」
「 今日仕事終わるの早いですね 。 」
突然後ろから声を掛けられたかと思うと
マフラー等 、 冬定番の物を身に付けている会長がいた 。
『 どこ行くの? 』
「 ちょつとコンビニに 、 」
『 僕も行っていい? 』
「 えぇ 、 寒いですよ?大丈夫ですか? 」
『 大丈夫 。 ついさっきまでこんな寒い中薄着で戦わされてたからね 、 』
「 あぁ 、 確かに 。 」
「 なら一緒に行きましょうか 。 」
『 やった ~ 』
~~~
「 今日お弁当でいいですか ? 」
『 ん 、 良いよ ~ 』
『 … 明日スーパーに行こっか 。 』
「 ん 。 」
会長はすぐに察したのか そう誘ってくれた 。
今の家には食材がないのだ 、
「 なら今日はお弁当以外特に要りませんね 。 」
『 だね 。 』
僕はカゴにお弁当2個を入れ 、
レジへと向かう 。
『 … ね 、 おでん買わない? 』
「 おでんですか ? 」
『 折角だからさ ! 』
「 じゃあちょっとだけ買いましょうか 。 」
「 あんまり買いすぎるとお弁当食べれないんで 。 」
『 は~い 。 』
~~~
「 やっぱり寒いですね 。 」
『 だね ~ 。 』
おでんを数個買い 、 お弁当をレジに通した後 、
コンビニから出て 、 また寒い外に出る 。
『 もうクリスマスの装飾がで出してるんだね 。 』
「 ですね 。 」
行きの時は見てなかったが 、
周りを見渡すとクリスマスのツリーをもう出しているお店が
数店あった 。
『 クリスマスね ぇ ~ 。 』
『 蒼井なんか僕にプレゼントくれる? 』
「 え 、 プレゼントですか ? 」
『 折角クリスマスだからさ ! 』
何も渡す物なんて考えてなかった 、
そもそも会長がほしいものって何だろう 。
「 … 当日まで秘密です 。 」
『 えぇ ~ 気になる ~ 。 』
『 て言うかその言いぐさだとプレゼント用意してくれてるの ? 』
「 まだですけど 、… 今考えてます 。 」
「 って言うか会長が欲しいものって何なんですか ? 」
『 えぇ ~ ? 』
『 蒼井かな 。 』
「 … 僕は物じゃないですけど 、 」
『 まぁ確かにね ~ 。 』
『 プレゼントは適当で良いよ 。 』
「 ならポケットティッシュでいいですか ? 」
『 駄目 。もうちょっと真剣に考えてよ ~ 』
「 適当でいいって言ったのは会長ですけど 、 」
『 適当過ぎるの ~ 』
「 わがままですね 、… 」
『 そんなわがままを聞いてくれるのが蒼井だよね ~ 。 』
「 … 、 」( 図星
『 笑 。 まぁ僕もプレゼント用意しとくよ 。 』
『 プレゼント交換でもしよ !』
「 … はいはい 、 」
コメント
2件
や、やばい 輝茜がとっても尊い♡